naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ロースカツを「キャベ豚」で食す

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奥左:豚丼(タレ)   奥右:豚丼(塩)



パート練習前の昼食、今日は、先週ご紹介した「キャベ豚」(キャベトン、と読むらしい)に入った。

ランチメニューは写真の3種類。

今日は「特製ロースカツ定食」950円を初めて頼んだ。

誰でも、定期的に無性に食いたくなる食べ物があると思うが、トンカツは私にとってそういう食べ物の一つだ。

さて初めて食べるキャベ豚のロースカツは?
・・・これはとても特色のあるものだった。
肉が厚く、衣がとても薄い。
よそのトンカツ屋では見たことがない。

豚肉専門店だけあって、肉で勝負ということなのだろう。

その昔、かの花森安治氏が、「暮しの手帖」のエッセイに、「カツとは、衣を食べるものだ。肉などは薄ければ薄いほどいい。ウスターソースでビチャビチャになった衣を食べるところにこそ醍醐味がある」という趣旨のこと(正確な細部は定かでないが)を書いておられた。

花森氏からすると、こんなカツはとんでもないということになりそうだ。

私自身は、肉主体のこういうカツもあっていいと思いつつ、いわゆる「サクサク感」が全くない衣は、肉からすぐ分離脱落してしまいそうでもあり、いささか物足りない感じもした。

私が一番好きなトンカツ屋は、月並みかもしれないが、チェーン店の「和幸」である。衣のサクサク感がとても良い。
(あ、先日の「新浦安ランチ処~アトレ編」に書き忘れたが、アトレ地下に「和幸」がある。表はカツや弁当の小売りだが、イートインコーナーもある)

「和幸」との出会いは、五反田でのことだった。1981年にさかのぼるが、その話はまた。