床屋では、何度も顔に蒸しタオルを乗せられる。
乗せられるたんびに、昔どこかで聞いた落語で、
客:(蒸しタオルを顔に乗せられて)「あっちっち、おい親父、熱いじゃねぇか!」
床屋:「すんません、熱くて持ってられなかったもんですから」
というやりとりがあったのを、毎回、ほんと毎回思い出して、笑いそうになる。
更に。
これを思い出すとイモヅル式に思い出してしまう落語がもう一つ。
(寿司屋で)
客:「おい、親父、今トイレに入って手洗わなかっただろう」
寿司屋:「なあに、2つ3つ握っている内にきれいになりまさぁ」
この2つの落語、ほんとに毎回、ほんとに必ず思い出してしまう。
まったくパブロフの犬である。
蒸しタオルの話に戻ると、実際、そんな熱いのを乗せられたことは一度もない。
でもパブロフの犬なのだ。