9月28日(土)は、午後、夜と、演奏会をハシゴした。
まず、午後の部。
●第1回 YYA Music Concert
日 時 2019年9月28日(土) 12:30開場 13:00開演
会 場 浦安音楽ホール ハーモニーホール
曲目・演奏者
ドビュッシー アルトサクソフォンとオーケストラの為のラプソディ
ミヨー スカラムーシュ
サクソフォン 小野寺 陸
ピアノ 鳥居大輔
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調「月光」
シューベルト さすらい人幻想曲
[アンコール] ショパン ノクターン第20番嬰ハ短調(遺作)
ショパン エチュード作品10-12「革命」
ショパン エチュード作品25-12「大洋」
ピアノ 鳥居大輔
ショパン ワルツ作品69-2
ダンサー 藤﨑英恵 百瀬雅浩
ピアノ 高橋容子
ショパン ピアノ協奏曲第1番ホ短調第2楽章
ダンサー 堀 浩子 藤﨑英恵 豊浦亜希子
サクソフォン 小野寺 陸
ピアノ 高橋容子
ショパン ワルツ作品42
ダンサー 堀 浩子 百瀬雅浩
ピアノ 鳥居大輔
ショパン エチュード作品25-4
ダンサー 豊浦亜希子
ピアノ 鳥居大輔
エルガー 「威風堂々」第1番
ダンサー 堀 浩子 藤﨑英恵 豊浦亜希子 百瀬雅浩
サクソフォン 小野寺 陸 木下祐菜
ピアノ 鳥居大輔
今年2月に発足した音楽法人「若手芸術家を育てる会」が主催する演奏会である。
※若手芸術家を育てる会Webサイト
http://yy-a.or.jp/
演奏会のフライヤー。
こちらは、プログラム冊子。
この音楽法人の企画アドバイザーを務めるのが、ピアニストの鳥居大輔氏だが、鳥居氏は、私が前に勤務していた会社の同僚のピアノの先生であり、過去2回演奏会を聴いている。
その同僚からの案内で、今回足を運んだ次第。同僚は、受付とフィナーレの花束係を務めていた。
鳥居大輔ピアノリサイタル
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/62617798
ヌーベルバーグ2016 PART1
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/65321813
全自由席。F列3番に座った。
開演に先立ち、代表理事の高橋容子氏の挨拶があった。
演奏会は3部構成で、まず第1部は、小野寺陸氏のサクソフォンの演奏。ピアノ伴奏は鳥居氏。
そして、第2部が、鳥居氏のソロ演奏。個人的には、このコーナーに一番関心がある。
最初のベートーヴェンは、1楽章のテンポが私の好みからすると少し遅い気がした。幻想曲風ソナタであれば、もう少し流れた方が望ましかった。
3楽章は、とても豪快。左手の打鍵が大変力強い。
次のシューベルトも、全曲にわたって力演だった。演奏とは関係ないことだが、この曲はどうして幻想曲と称されるのだろうか。形式としてはピアノ・ソナタだと思うのだが。
アンコールが3曲。
cis-mollのノクターンがしっとり演奏された後、作品10と25のエチュードの、それぞれ最後の曲が、アタッカの形で演奏された。同じc-mollなので、そういうつなげ方もありかもしれない。
ここで休憩。
ピアノが下手に移動され、第3部は、バレエとなった。
ピアノは、高橋代表理事と鳥居氏で分担。
曲によりサクソフォンも加わった。
最後のエルガーは、全員によるフィナーレ。サクソフォンもテナーとソプラノの2本になった。
多彩な内容が楽しめる演奏会だった。