naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~コラボ合奏

新浦安駅前のステージでは、バンド演奏やダンスをやっていた。

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日 時 : 2019年10月27日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜中学校武道場
指 導 : トレーナーKa先生、弦トレーナーKu先生
内 容 : 合奏
曲 目 : ラフマニノフ(1~3楽章)、ショス5(2・1・4楽章)
弦人数 : 9・9・8・10・4
弓の毛 : 2本(ショス5 1・4楽章)

 

今日の合奏は、トレーナーKa先生に加え、日頃主に低弦のトレーナーとしてご指導いただいているKu先生(N響チェロ)のお二人による指導。団内では、「コラボ合奏」と呼んでいる形式だ。

 

Ka先生が指揮をされ、Ku先生は、チェロのトップサイド席に座って弾かれながら、随時アドバイスをされる。

 

まず、ラフマニノフの2番のピアノ・コンチェルトから。

 

楽章順に、まず通してから返す手順で、練習が進められた。

 

Ku先生からは、例えば1楽章のテーマが単調だとの指摘。もっと弓のスピードを変えて、表情豊かに演奏するように、とのこと。これは、本番指揮のY先生にも常々言われていることだ。

 

今回、このコンチェルトを含む前半は、4プルトの表に座る。このコンチェルト、2楽章は、前の3プルトだけが弾き、後ろは休むところが多いので、楽と言えば楽だし、つまらないといえばつまらない。2楽章、ほんとに弾くところが少ないなー。

 

休憩の後、ショスタコーヴィチの5番。

 

2楽章から。

 

Ku先生から、ピツィカートが続く部分について、強くはじく部分では、親指を指板につけずにはじいた方が良いとのアドバイスをいただいた。

 

最後に、Ku先生から、このシンフォニーは、ショスタコーヴィチが当時のソヴィエト連邦で置かれていた状況を知って演奏する必要があるとのお話があった。

 

何百人もの作曲家が殺された中、ショスタコーヴィチは、若い頃から世界的に有名だったことで殺されずに済んだ。彼はソ連にあって、色々闘った。この5番は、「ソヴィエト連邦、万歳」という音楽を作れと言われて、そのように見えて実はそうでない音楽として作られているいる。そのような音を出さなければならない。一つ前の4番にまつわるいきさつも知っておくべきだとのお話だった。

 

今月は、6日(日)、13日(日)と欠席、先週20日(日)も、叔父の訃報が入って、1時間ばかりで中座した。実質的には1ヶ月ぶりの練習参加となる。ラフマニノフ、ショス5は、その1ヶ月前のホール練以来なので、ボロボロではないかと不安だったが、思ったよりは弾けてちょっと安心した。

 

いよいよ本番まであと1ヶ月。残りの練習は何とか欠席せず、本番まで乗りきりたい。

 
※練習往復に聴いた音楽

    ラフマニノフ 交響曲第2番

       マゼールベルリン・フィル

    チャイコフスキー 悲愴

       クルレンツィス=ムジカエテルナ

    ベートーヴェン 運命

       C.クライバーウィーン・フィル

    ブルックナー 交響曲第7番

       ベームウィーン・フィル