10月31日(木)~11月1日(金)、A社の用務で、熊本、福岡、広島とまわった。
初日の31日は、羽田から空路熊本へ。
用務を終えて、福岡に移動する前、現地の者の案内で熊本城へ行った。
熊本城には、2017年7月7日(金)に来ている。震災から1年余りの時だった。お城の敷地には立ち入ることができず、雨の中、遠くから眺めただけだった。
熊本城
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/65797097
あれから2年。先月、10月5日(日)からは、特別公開が始まった。
この日は、特別公開が行われていなかったが、それでも、一昨年は入れなかった敷地に入り、被災の状況、復旧の状況を見ることができた。
(特別公開の日は、天守閣の間近に行くことができる。天守閣が完全復旧し、その中に入れるのは、2021年春を予定しているそうだ)
順路の途中、震災前と震災後の様子を示す写真が展示されていた。
加藤神社。加藤清正公が祀られている。立派な樹がそびえ立っている。
現在、特別公開が行われない日に、天守閣が最も近く望めるのは、この神社かららしい。
宇土櫓。
天守閣。
復旧が進む姿の一方、まだまだ被災当時のままで手つかずのところもたくさん目にした。
この日も、たゆまぬ復旧作業が行われていた。
一昨年、写真を撮ったのと同じ場所。当時はここからしか見られなかった。
この後、少し下の方にある、熊本城ミュージアムわくわく座という施設も見学した。その一角は、ずいぶん新しく作られた印象だった。復興資金集めのためだろうか。
熊本城や熊本の歴史が展示されている他、被災映像の上映なども行われていた。私には、熊本城敷地全体の模型を使ってのプロジェクションマッピング(被災の模様を再現するもの)が、大変興味深かった。
復旧基本計画によると、すべてが完了するのは、2037年度なのだそうだ。20年がかりの事業ということになる。私はいくつになっているのかな。82歳か。
それまでの間も、もし熊本を訪れることがあれば、その都度の様子を見に来よう。
また来ますよ、熊本城。