多忙な出張時期、もう一つの忙中閑。
名古屋でメータ=ベルリン・フィルを聴くことにした。
24日(日)の浦安オケ本番では、縁あって、来日中のベルリン・フィルのホルン奏者、アンドレイ・ジュスト氏と、R.シュトラウスの1番のコンチェルトを共演する。
できれば、そのジュスト氏を擁するベルリン・フィルの演奏を聴いてみたいと、以前から思っていた。
ただ、出張の立て込む時期でもあり、スケジュールが流動的だったので、ちゃんと検討するに至らず、ずるずると今日まで来てしまった。
改めて、行ける日はないかと公演日程を見てみた。
11月13日(水) 愛知県芸術劇場コンサートホール(名古屋) ※プログラムB
11月14日(木) フェスティバルホール(大阪) ※プログラムB
11月15日(金) フェスティバルホール(大阪) ※プログラムA
11月16日(土) 福岡シンフォニーホール(福岡) ※プログラムB
11月19日(火) ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎) ※プログラムA
11月20日(水) サントリーホール(東京) ※プログラムA
11月21日(木) サントリーホール(東京) ※プログラムB
11月22日(金) サントリーホール(東京) ※プログラムB
<プログラムA>
R.シュトラウス:交響詩『ドン・キホーテ』Op.35
ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 Op.55『英雄』
<プログラムB>
ブルックナー:交響曲第8番ハ短調
うーん、やはりどの日も難しいかな、と眺める中、強いて言えば、13日の名古屋、15日の大阪は、行こうと思えば行けることがわかった。
13日は、翌日の用務に備えての大阪前泊なので、名古屋に立ち寄ってからの大阪入りは可能。Bプロ。
15日は、大阪での用務が終わったところなので、延泊すれば行ける。Aプロ。
思案の末、名古屋にした。
曲目は甲乙つけ難いが、前後の行動の面で体力的負担が少ないと判断したためだ。大阪で延泊した場合、16日(土)の帰京となるが、翌17日(日)は、朝から本番1週間前のホール練の上、終了後、18日(月)の用務に備えて、再び大阪に移動しなければならない。
とは言え、ともかくチケットが買えなければ意味がない。あたってみたところ、希望の名古屋のチケットは僅かながら残っていたので、めでたく購入できた。
ベルリン・フィルの実演に接するのは、初めてだ。カラヤンが連れてたびたび来日していた頃は、とうとう行きそびれた。以後も機会がなかった。
メータの実演は、2014年11月に、イスラエル・フィルとの公演を、大阪で聴いている。
宇野功芳氏が、「メータのブルックナーなど聴きに行く方がわるい」と断じた、メータのブルックナーを敢えて聴きに行く。
楽しみだ。
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