昨3日(火)は、小伝馬町で大学オケのOBOGが集まって飲んだ。
9月に亡くなったオケ仲間のオーボエ吹き、Oさんを偲ぶ会だった。
Oさんは、大学オケの団員ではなく、音大の女子学生としてエキストラで吹きに来てくれていた方だ。
Oさんの体調が思わしくないとの話は、今年、お盆の頃にヴィオラの先輩のH氏から聞いていたのだが、それからいくらもしない内に、訃報が届くことになってしまった。
その後、Oさんと親しかった人たちが発起人になって、偲ぶ会を行うとの案内があり、参加したものだ。
Oさんの弟さん、音大の学友の方々、そして大学オケOBOG、合わせて16人が集まった。京都や福井、静岡から参加した先輩もおられた。
座の一角にOさんの写真が飾られ、その脇にビールのグラスが置かれた。
幹事のYさんの発声で献杯。
歓談が進んだ後、一人ずつ立って、Oさんの思い出をスピーチした。自分も病気で手術をしたなどの近況を話す人も複数いた。
私は、卒業後、Oさんと格別の交流はなかった。ただ、Oさんの学友のCさんが、チェロの同期のN君と結婚し、そのN君が30代の若さで病没してしまったことから、彼の七回忌、十三回忌に仲間で集まった時には、Oさんとも顔を合わせていた。
たぶん、Oさんと最後に会ったのは、2006年、N君の十三回忌の時だったと思う。
その時は、集まったメンバーで写真を撮り、一同の了解を得て、このブログにも掲載した。
順番がまわってきたので、そのような話をした。
Oさんはとても明るく飾らない人柄だったが、そのこともあってか、皆にとって大変悲しい経緯での集まりであるにも拘わらず、Oさんの思い出を語り合いながら終始笑いの絶えない、楽しい席になった。
それにしても、最近は、近い世代の訃報が多い。
大学オケ関係では、今年3月に2年先輩のホルンのN氏が亡くなり、つい先月は、4年後輩のトランペットのW氏の訃報が流れた。
4月には同期のフルートのIが配偶者を亡くした。
今回亡くなったOさんは同い年だ。
会社関係では、同期入社の仲間が、昨年12月、今年8月と、相次いで亡くなった。
楽しい飲み会だったと振り返りつつも、まだ60代の今、こんなことは続いてほしくない、と少々苦い思いも頭をよぎる。
みんな、まだまだ元気でいようよ。
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大学オケ先輩の訃報に衝撃
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大学オケの先輩、N氏を偲ぶ会
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N君の13回忌
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