オーケストラ活動再開に関する情報続々

オーケストラ活動の再開に関する情報が、色々目につくようになってきた。

記録しておく。

まず、ＮＨＫの｢ＷＥＢ特集｣のページから。

ウィーン・フィルや、日本フィルの取り組みを紹介している。

　　　「withコロナ」の公演活動とは～オーケストラ再開への模索～
　　　　　　　https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200623/k10012480391000.html?fbclid=IwAR2YtRySXvx1a0CMplgdvvOCHF7hZ-G8KZsicusWb8gyvX4JIALe8UCiufo

次に、今日25日(木)の午後、目にした情報。

先に、演奏会再開に備えた試演を行った東京都交響楽団が、その結果を踏まえて策定した、｢演奏会再開への行程表と指針｣が発表された。

試演のニュースを見て、その検証結果を含む情報を待望していた。

これは、我々アマチュアが練習を再開し、演奏会を目指すにあたって、きわめて重要な資料だと思う。

　　　https://www.tmso.or.jp/j/news/9064/?fbclid=IwAR1oOD4UjDTOdTeiCZdcE95-WQ4p1Jh_ZLlLPhQNqieOAv9-cVa6-EfupoI

それから、その資料の中で言及されている、クラシック音楽公演運営推進協議会という団体が策定したガイドライン。

この団体のことも、ガイドラインのことも、不勉強にして知らなかった。

演奏会を開催するにあたっての注意事項が書かれている。おそらく、演奏会場側も、これに沿った対応を求めてくるだろうと思う。

　　　クラシック音楽公演における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン
　　　　　　 https://www.classic.or.jp/2020/06/blog-post.html?fbclid=IwAR3A2FWegZ91z4Sc32A6FDI_mMjbtv-o4GEq_KzjXGOINTHYw8Q1yNIoLmE

さらに、注目すべきプロジェクトの情報がある。

前記、クラシック音楽公演運営推進協議会と、一般社団法人日本管打・吹奏楽学会とで、｢コロナ下の音楽文化を前に進めるプロジェクト」を結成したとのこと。

　　　https://www.classic.or.jp/2020/06/blog-post_22.html

クラシック音楽の演奏会に精通する医療関係者（感染症専門医、感染管理認定看護師含む）らと結成したこのプロジェクトは、感染リスクを抑えながら音楽活動を再開することを目的としているそうで、｢演奏会中、バックステージ（楽屋など）、練習活動、客席、開演前・休憩時間中・終演後のロビー、会場のお手洗いなどにおける感染リスクを洗い出し、専門家の指導下で感染リスクを低減する方法を考えます。また、楽器演奏や歌唱における飛沫等の飛散に関して、クリーンルームでの厳密な実験も行います｣としている。

そして、｢最終的には、プロフェッショナル・オーケストラや吹奏楽団はもちろん、アマチュアや学校の吹奏楽部など、日本中の音楽を愛する人たちが活動再開していくために必要な提言策定を行います（2020年8月下旬ドラフト公開予定）｣。

検討テーマは、｢クラシック音楽の演奏会において聴衆間や演奏者間にソーシャル・ディスタンスは必要か？｣で、生の演奏会の構成要素である、ステージ上の演奏者、客席の聴衆の両面から、実験が行われるそうだ。

ＮＨＫ及びＮＨＫ交響楽団が協力するこの実験プロジェクト。８月下旬に公開されるという提言が注目される。

既に、日本でも多くのプロオケが、演奏会を再開し始めている。

活動再開における、こうした情報は、今後も色々と出てくると推測される。

我々アマチュアも、できるだけの情報を参照しながら、責任ある判断をしていく必要があると思う。

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