naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

改めて、まさかこんなことになるとは

今日23日(木)から、2020年は特別な4連休。

 

本来ならば、明日24日(金)が、東京オリンピックの開会式だった。

 

そのための4連休のはずだった。

 

2年ほど前だったと思うが、前の会社にいた頃、大会期間中、会社の事業活動に伴う交通量をできるだけ抑え、大会の運営に支障がないようにしてほしいとの要請を、業界団体を通じて受けたのを思い出す。

(あるいは、オリパラのスポンサーである親会社から、従業員がボランティアとして働く場合の制度や手続きについて検討するように求められたこともあった)

 

開会式前日から連休を設定したのも、そうした意味合いがあったんではなかったかと思う。

 

それがまさかこんなことになるとは。

 

思ってみれば、つい半年少し前、年末年始のテレビ番組などでは、さあ、2020年、オリンピック、パラリンピック! との話題で盛り上がっていたものだ。

 

それが3月下旬に延期の決定。

 

もちろん妥当な決定だと思っているが、その一方、本来であれば、明日開会式、というこの時期を実際に迎えてみると、何だってまた、という気持ちにもなる。

 

残念は残念だ。

 

重い気持ちになる一つの要因は、本来ならまさに待ちに待ったオリンピックで街中が盛り上がっていたであろうこの時期、東京都知事が、この4連休は、できるだけ外出を控えてくれ、と自粛を呼びかけていることとの、あまりの落差だ。

(昨22日(水)から始まった、それと真逆の「GoToキャンペーン」については、ここでは言及しない)

 

ある地域を襲った災害とは違う、全世界的なコロナ禍。どんな目的であれ、人が集まることのリスクは、あらゆる経済活動、スポーツ活動、文化活動等々を、等しく直撃している。

 

まさに世界史、日本史に残る事態だ。

 

まさかこんなことになると、誰が予想しただろう。改めて思う。

 

しかし、ともかくも、今日、自分は生きている。出張疲れはあっても、元気に生きている。自分にとっては、まだ最悪の状況ではないことに感謝し、感染に気をつけて今日も生活しなければ。

 

(ちなみに、延期されたオリパラについては、個人的には、現時点で断念すべきだと思う。世界中から選手や観客を招くイベントは、おそらく1年後になっても、無理ではないだろうか)