音楽之友社の新刊、「樂聖と絃 ベートーヴェン 弦楽器のための作品たち」を買った。
ヴァイオリン協奏曲、弦楽四重奏曲、ヴァイオリン・ソナタ、チェロ・ソナタになど関する充実した記事が載っている。
その巻末に、「特別インタヴュー/楽器店を訪ねて」というページがあるのに気がついた。
めくってみると、文京楽器社長の堀酉基氏のインタビュー記事が載っている。
えっ? 堀酉基さん!
2018年の3月に、シマムラストリングスで購入し、今使っている楽器は、2005年にこの方が製作されたものなのだ。
※新しい楽器
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/66004651
その楽器は、「Rebirth-Andrea Guarneriモデル」と言う。
文京楽器のWebサイトによると、「REBIRTH(リバース)とは「再誕」。再現不可能と言われているストラディバリ、ガルネリといったオールド名器をそのまま現代に蘇らせたいという願いをこめてつけられた名前です」とのこと。
制作者のお名前は購入時に聞いて存じていたものの、写真でお顔を拝見するのはこれが初めてなのだ。
この人が堀さんなんだ、としみじみと見た。
そう言えば、この楽器も使い始めてもう3年になるんだ。
大変気に入っているこの楽器、末永く使っていこうと思いを新たにした。
※文京楽器Webサイト
https://www.bunkyo-gakki.com/
※文京楽器YouTubeチャンネルから堀酉基氏インタビュー動画