6日(日)、集合は8:55。京葉線で新木場まで行って、りんかい線で大井町へ。大井町から京浜東北線で蒲田へ。千葉市在住者としては、調布よりは楽な移動でよかった。
大田区民ホール・アプリコは、蒲田駅からは歩いてすぐだ。昔、松竹の撮影所があったところだそうだ。
感染予防の観点から、個人的判断として楽屋は使わないことに決めていた。本番衣装は上下黒もしくはダークスーツということだったので、紺のスーツを家から着て出た。楽器と荷物も終始舞台袖に置いた。
舞台セッティングの後、ゲネプロ前にヴィオラだけ篠﨑先生の練習。2月28日(日)の直前練習に続く2回目だ。
マーラーのアダージョ、3回出てくるソリと、練習番号10番を練習した。
ちなみに私見では、ソリの難易度は難しい順に、3回目→1回目→2回目。たぶん他の皆さんも同じ意見だと思う。
3回目というのはこれです。
下段最初の小節、3拍目のDが取れるか(当たるか)どうか。その後の4拍目の16分音符を経て次の小節に下りるまでの動き。
(このフィンガリングは、当初別のを考えていたが、もともとの楽譜、音符の上部に書かれていた4314が合理的と考え直した。トップのSさんもこれで弾かれているとのことだった)
そして、音域は下がるものの、下段最後の小節の3拍目と4泊目。各拍の最後の16分音符の装飾音とsf。
限られた時間で、全員でできるだけ合わせるべく練習。後は本番をがんばるだけだ。
10:00からゲネプロ。
初めてハープが入ったので、マーラーのハープがらみの箇所をまず練習。
その後、モーツァルト、マーラーと練習した。曲間なしの演奏なので、その練習も兼ねて、2曲を通した。
今回、ヴィオラは外配置。3プルトの表に座ったが、中配置に比べるとヴァイオリンがファーストもセカンドもほとんど聞こえない。中配置より距離があるせいか、あるいはホール自体の特性か、また、外配置だとコンミスも指揮者に隠れて見づらい。やっぱり中配置がいいな。
マーラーの練習では、1回目のソリで長い音符の拍を数え間違えて、1人だけ先に動いてしまう赤っ恥。直前の分奏は何だったんだと周囲から矢が刺さってくる思いだった。まあ、リハーサルでよかった。本番は締めて行こう、と気を取り直す。
通しの後、各曲を返し練習。
休憩。
初めて来たが、立派なホールだ。
休憩後は、「フィンランディア」とシベ7。
シベ7は、2012年11月に浦安オケで演奏して以来2回目となる。この曲が弾けて大変嬉しかったが、やはり難しい曲だ。一度本番をやっているものの8年余り経って忘れているところも多い。曲の始まりのところと最後のしめくくりのあたりは、弾いていて何ともつかみどころがない。拍を数えそこねがちになって、怖い。
一方、A’のところはメロディを弾きたくて表を志願したが、何とか気持ちよく弾くことができた。
ゲネプロは、諸連絡があった後、12時半過ぎ終了した。開場は13:30。
着替えの必要はないので、まずは昼食。このホールがある建物には飲食店も入っており、表に出る必要はない。一番手近なそじ坊に入った。