昨29日(月)は、日本橋のいつもの理髪店、Ｏへ。
この店には、かれこれ10年くらい通っている。気に入っているので、一昨年、この近くにある前の会社を離れてからも、西新宿(Ａ社)から、あるいは三軒茶屋(Ｂ社)から会社帰りに来ている。
混み出さない内にと18時前に入ったのだが、既に結構お客さんがいた。
案内されて奥から２番目の席に座った。
髪を切られながら、やっぱり散髪って一定のリスクはあるなあ、と今さらのように思った。
これは前にも書いたことだが、マスクを外すことの不安である。
コロナ禍にあって、理髪店に望みたいこと
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2020/10/09/103957
今の日常生活で、人がいる中でマスクを外す(外さざるを得ない)場面というのは、飲食店を除くと床屋くらいしかないのではないだろうか。
髪を切ってくれるスタッフさんはマスクをしているのでいいのだが、問題は両隣の客である。
昨日も、最初座った時、右の席の客は店員と談笑混じりの会話をしていた。ちょっとヤだなあと思った。左の席の客は静かでよかったのだが、その客が帰った後、左の方から結構大きな声で話すのが聞こえてきた。
私は床屋ではほとんどしゃべらない。タクシーでもそうだ。
でも、話好きな人っているんだなあ、と思う。店のスタッフと会話をすることが楽しみで来るなじみ客が少なくないようだ。
時に、この人は自慢話がしたいのか？ いばりたいのか？ みたいな話し方や話題が聞こえてくることも少なくない。昨日もそうだった。何か横柄な口のきき方をしてる大声の客が一人。
話をする大声、時にあっはははと笑う声。飛沫が怖いなー、と思う。
何せ床屋だと当方はマスクをしていない。無防備な状況だ。そこが不安なのだ。
今の時代、飲食店では、｢黙食｣とか言って、できるだけしゃべらずに食べましょう、と呼び掛けられている。
床屋さんの業界団体みたいなところで、そういうガイドラインは出ないんだろうか。
｢お客さんには、スタッフ側から会話を持ち掛けない｣
｢できるだけ黙っていてもらうように呼び掛ける｣
とか。
このＯでは、入店時に手指の消毒と検温が行われる。その上で入ってきた客なので大丈夫ということかもしれず、私の不安は気にし過ぎなのかもしれないが。
あるいは、横並びで鏡に向かって座っている形だから大丈夫なんだろうか。
もう少し安心できそうな他の店を探してみようかな。
広い空間であること(これはＯもまあまあＯＫだが)、椅子と椅子の間にアクリル板が置かれていること。
できれば会話の自重をマナーとして明確に呼びかけていること。
そんな店が見つかったら、しばらくの間、そっちに通ってみてもいいな。
あ、煙草の場合の分煙みたいなのもいいかも。入店時に、｢お客さまはスタッフとの会話をご希望ですか？ 黙っておられますか？｣と確認して、別のゾーンに誘導して分ける(笑)。
非現実的かな。
※床屋関係の過去記事(どれもコロナとは無関係な内容です)
床屋１～Ｐのこと
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/18955881
床屋２～床屋歴と、ある出来事
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/18957712
床屋３～思い出す落語
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/18958407
床屋４～ハンダース
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/18959619
床屋５～かゆいところはありませんかの不思議
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/18960809
床屋６～未曾有の危機
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/37376451
もしも髪の毛が・・・
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/53966467
大みそか、散髪行きました
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/57886931
床屋７～どっちが上下するか
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/60146594
床屋８～顔面にタオル
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/60146689
番号札
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/65140363
祝創業50年～行きつけの床屋
https://naokichivla.hatenablog.com/entry/65712051
