5月29日(土)。
ほんとだったら、ウィーンに向かっているはずだった。
昨年中止、1年延期になった、マウントあさま管弦楽団のオーストリア公演である。妻も同行予定だった。
5月28日(金)、23:35に羽田空港集合、29日1:35の飛行機に乗る予定だった。ヘルシンキ乗り換えで9:55ウィーン空港着。
これを書いている今が日本時間で13時過ぎ。ウィーンは朝の6時過ぎのようなので、まだ飛んでるんだな。
以後、リンツのザンクトフローリアン修道院でブルックナーの7番とベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」の抜粋を演奏、そしてウィーン楽友協会黄金の間で、「ミサ・ソレムニス」全曲を演奏する計画だった。
帰国は6月4日(金)。
しかし、2年連続の中止、延期となった。もちろんやむを得ないところだ。
来週、31日(月)~6月4日の5日間、休暇を取っての参加を予定していたが、実際は全部仕事ですね(笑)。
たまたまさっき、Twitterで見た情報。
ウィーン・フィルがコンサートを再開したとのニュースで、5月20日(木)に撮影された練習風景の映像がついている。
ウィーン・フィル再始動、ホールに帰ってきた音楽
— AFPBB News (@afpbbcom) 2021年5月29日
ウィーン楽友協会大ホールで、再び音楽が奏でられた──ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が戻ってきたのだ。6月にはデンマークやノルウェーでも演奏が予定されている。映像は同楽団の練習風景。 pic.twitter.com/yc63SX4nh2
また本家ウィーン・フィルがやっと演奏会を再開した状況なのか。日本のアマチュアオーケストラが行って演奏するなんて、とてもとても、だね。
再延期の来年6月は、諸事情により曲目がブルックナーの9番とブラームスの「ドイツ・レクイエム」に変更された。
さあ、果たしていけるんだろうか。昨年延期になった時は、さすがに1年経てば行けるようになっているだろうと思ったが、とんでもなかった。
これからの1年に期待を持つのは控えておいた方がよさそうな気もしてくる。
一生に一度の機会ではあるが、身の安全が第一だ。
ともかく事の推移を見て。