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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

2回目ワクチン接種の副反応

12日(月)、新型コロナウイルス2回目のワクチン接種。

 

無事2回の接種を終えて安堵の一方、はたして副反応はどうか、というのが当面の懸念だった。

世間では、1回目より2回目の方が副反応が重い、と言われている。自分個人としては、決して軽いとは思わなかった1回目の経験から、あれより重いというのはどれほどのことになるのだろう、と少なからず不安があった。

 

前回の経過。

   接種当日
      夜、接種箇所が痛み始める。
      インフルエンザの予防接種の時に似た感じ。

   接種翌日
      接種箇所の疼痛が強まる。
      夕方には左腕を少しでも動かすと激痛が走るまでになる。
      夜検温。37.4℃。
      コロナ禍以後、毎日の検温で37℃台は初めて。

   接種翌々日
      昼前、36℃台に戻る。
      疼痛は徐々に治まり、痛み始めのレベルに近づく。

 

個人的な経験からすると、接種翌日から、次の朝くらいがヤマと言える。

 

前回は、接種翌日の午後に旅行で大阪に移動、大阪でえらいことになったのだが、1泊2日の旅程は変更せずに接種翌々日の夜に帰京した。
妻には、副反応の話があるのに、どうして旅行前日に接種予約をしたのかと言われた。当時は予約がなかなかとりづらかったので、少しでも早く接種したいと、前後のことを考えずに予約してしまったのだった。

 

ところで今回も接種後のスケジュールには問題がある。仕事の面だ。

 

1回目接種時に次回予約をしましょう、と示されたのが5週目にあたる12日の週だった。13日(火)~16日(金)は、A社(西新宿)の監査の仕事が入っており、唯一空いているのが12日だったので、この日にせざるを得なかった。この時点では、副反応の件は話に聞いていただけだったが、以後、それを実体験してしまうと、2回目接種の翌日から4日間、仕事が入っているのは、いかにもまずいことだと実感するに至った。翌日に旅行を入れた1回目同様、結果として考慮の足りぬ話だったことになる。

 

とは言え、もう打ってしまったのだから、後はなるようになるしかない。

 

12日、接種を終えて帰宅後、夕食時に、疼痛が出てきた。前回と同じ推移だ。

 

来たか・・・。

 

前回と違い、予防的対処として、バファリンを飲んだ。

さあ、効いてくれるといいのだが。

 

22:23、就寝時点の検温は、36.7℃。少々高めだが、日頃のレベルだ。普通に寝た。

 

明けて13日(火)。接種翌日である。

 

朝起きて体温を計った。5:05、36.7℃。変わりはない。

腕の痛みは少し増してきているが、腕は45°、水平には上がる。

 

前回の経験から言うと、ひどくなるとして、この日の午後からだが、とりあえず出社することにした。少なくともこの体温は、出社を控えるべきレベル(37.5℃以上)ではない。

A社に普通に出社した。

 

しかし、結果からすると、やはり2回目の副反応は厳しかったのである。

 

この日からスタートする監査は、午後から。翌14日(水)以降16日(金)までは、午前、午後両方となる。

 

とりあえず午前は静かにデスクワークをしたが、やがて少々熱っぽい感じがしてきた。

 

手元の書類を見ていても何か集中できない。

肘から先、また膝から下に寒気を感じるようになった。PCのマウスを持つ右手が震えて、的確にクリックができないことも出てきた。

 

A社の場合、エレベーター前に非接触型の検温器が設置してあるので、朝出社してから折に触れここで体温を計ったのだが、何度計っても36.5℃だった。それなのに身体の感じは違う。

 

これはおかしい、と家から持ってきた体温計を出して計ってみたのが11:14。

38.0℃!

 

やっぱり熱があるじゃないか、というのに加えて、前回はなかった38℃に乗ったか、というところにインパクトを感じた。

朝あまり問題を感じなかったので、ゆうべは飲んだ予防のバファリンをけさは飲まなかった。それが失敗だったか、と悔やんだ。

 

さてどうしたものか。

 

状態としては帰って横になりたい気持ちが強い。

 

予定では13:00から2部署の監査である。同僚の監査役であるT氏と2人で行う。

 

とりあえず昼食はとって、そこでバファリンは飲もう。1部署目だけは何とか終えて、15:00からの2部署目は欠席して早退させてもらおうか。

 

早めに昼食に出かける。とは言え、普通に食べられる感じもない。近場のマクドナルドで軽く済ませることにした。店頭のポスターで目にしたソフトクリームも注文したのは、昼食には異例だが、熱のせいだ。

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帰社して、12:26、また計ってみると、今度は何と39.0℃!!

 

これを見て、帰らせてもらうことを決めた。

 

T氏に状況を説明し、午後予定の2部署の監査は単独で実施してもらうことをお願いした。


2回目接種日の設定がやはり無理だったわけで、関係先に迷惑をかける結果となってしまったことを悔やんだが、とにかく今日のところは早く帰って静養し、明日以降の監査に支障がないようにするのが最善の策だ。

 

会社を出て、15時頃帰宅した。

 

こんな中一つ予想外だったのは、熱の一方で接種箇所の疼痛が前回より軽いこと。朝は水平45°までしか上がらなかった腕は、帰宅のこの時点で上まで上がる。
こちらは、以後もぶり返すことなく、順調に快復していった。
(ただ、その後、左の上腕が赤くなる、いわゆる「モデルナアーム」にはなった。これは前回はなかったことだ。しかし、格別辛いことはなかった)

 

熱を計る。

 

15:20、38.3℃。多少下がったとは言え、まだ38℃台だ。

 

とにかく明日朝には何とかなっていたいので、以後はひたすら寝ることにした。

 

寝て、合間合間に検温した。

 

   16:42 38.0℃
   18:46 38.9℃
   19:51 38.8℃
   22:49 38.3℃
     1:45 38.3℃

 

一進一退、38℃台を切ることができぬまま、接種翌々日の14日(水)の朝を迎えた。

 

起きてとりあえず検温。5:09、38.4℃。

 

1回目接種の時は、翌々日の昼前には平熱圏に戻ったのだが、この日の昼前にそれを期待できるかというと、あまりに高熱だ。

 

しばらくしてまた計る。

 

    7:24 37.9℃

 

やっと38℃台を切ったが、これでもまだ前回のピークだった37.4℃より高い。そして、出社を見合わせるべきレベルである。もちろん、今起きて、電車に乗って会社に向かおうという状態ではない。

 

誠に避けたいことではあったが、もう1日休ませてもらうことにした。

午前1部署、午後2部署、計3部署の監査があるのだが、前日同様、同僚監査役のT氏におまかせすることにした。そうせざるを得なかった。

 

ひたすら寝る。前日の15時半頃から、食事の時を除いてはずっと寝ており、バファリンも飲んでいるのに、熱が下がらないことにいささかの焦りを感じていた。

 

午後になって朝以来の検温。13:14、36.5℃。

丸1日とちょっと。やっと日頃のレベルに戻った。

前回も接種翌々日の昼前には平熱に戻っており、それより長かったのかどうかは、この日の午前中に検温をしていないので不明。

これで安定するかどうかはまだわからないので、引き続きさらに寝た。

 

   16:26 36.6℃
   19:13 36.3℃

 

36℃台が続き、これで大丈夫かな、という感じが出てきた。

 

よかった~。

 

結果をまとめると、

   接種箇所の疼痛
      初回より格段に軽い
   発熱
      発熱のレベル初回より高い
      平熱に戻るまでの時間は初回と変わらないか少し長め

ということになる。

 

ただ、周囲の話を聞いても、この副反応というのは個人差が非常に大きい。あくまで私の場合はこうだった、ということで、どなたかのご参考になるものではない。

 

寝る前、最後の検温。21:01、36.5℃。

 

明日は出社できる。出社しなければ、と寝たが、前日からずっと寝続けていたせいか、この時間帯に至ってなかなか寝つけなくなってしまった(笑)。会社に行けるからわくわくして、ということではまったくないよ。

 

15日(木)からは、普通に出社、普段通りの仕事ができるようになった。

 

今回の教訓は、スケジュール設定の問題だ。また来年とかにワクチンを打つことになった場合は、1回目、2回目とも、接種翌日と翌々日の2日は、何があってもいいような日に接種を設定する必要がある。これもあくまで私個人の経験に基づく次回方針である。

 

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