昨日、通勤時に森口博子の新しいアルバム、「蒼い生命」を聴いた。
思えば、森口博子とは、90年代前半の「夢がMORIMORI」以来、長いつきあいだ。
(SMAPを知ったのもこの番組だったな)
「ホイッスル」とかカラオケでよく歌ったっけなあ。
彼女のブログは長年チェックしており、精力的な活動ぶりは知っている。
今年4月は、筒美京平トリビュートコンサートで生歌も聴いた。
少し前に「機動戦士ガンダム」の歌を集めたアルバムを2枚リリースしたが、私は「ガンダム」をまったく知らないので入手するに至らなかった。
今回はオリジナルアルバムでもあり、実演を聴いたところでもあったので、買い求めた。
とてもよかった。
曲もいいんだけど、とにかくやっぱりヴォーカル。
もともと歌のうまい人だったけど、ますます。
何と言うのかな、アイドル系だった若い頃の生き生きとしてはずんだ歌いぶりを残しつつ、円熟したうまさが加わった感じがする。
森口博子に円熟という言葉はそぐわない気もするが、2回繰り返して聴いてみて、やっぱり円熟と言いたい、と思った。
細かなところまで意識が行き届いた歌だ。
自信に満ちた歌だとも言える。
手応えのあるレコーディングだったのだろうと思う。
繰り返し聴きたいアルバムだ。