A社(西新宿)、B社(三軒茶屋)の2社で監査役を務めている。
両社とも、全国各地に展開されている事業所をまわって監査を行い、報告書にまとめて経営に報告するパターンだ。
A社は同僚の監査役と2人で動く。B社は私1人だ。
従事日数としては、A社:B社=2:1を目安にしている。
年度初めに年間スケジュールを立てる。A社のまとまった監査出張が終わったら、B社の出張を入れる、といった具合である。基本的には余裕がない。
今月は、A社の監査がひと区切りしてやや日程が空くので、そこを利用して、B社の監査報告をまとめようというのが、当初のもくろみだった。
毎月1日に、社長を始めとする幹部が集まる会議があるのだが、9月1日(水)の席上で、来月、10月1日(金)の会議で、上期分の報告をします、と宣言した。
幹部側から求められてではなく、当方からアポイントをとった形である。
ところが。
A社で、スケジュールにのっとって進めている監査外での業務対応が発生した。
これは突発的な事態で、まったくの予定外。
とは言え、監査役としての対応が必要な内容であり、もちろん脇に置くわけにはいかない。
同僚の監査役と共に対応にあたったのだが、相当な時間を費やすことになり、B社業務の方がもくろみ通りに進まない。
月半ばにさしかかってさすがに焦りが出始め、個々の業務の細かい処理スケジュールを再考した。A社同僚の監査役にも事情を説明して協議した。
もとよりA社には年間の3分の2の従事にとどまる中、通常の予定以外の業務が加わるのはきついことではある。
残業してでも処理すべきであるのは当然仕事の基本だが、現在の2社はいずれも片道2時間内外の通勤。60代後半に入った身としては、残業をしないことを基本とせざるを得ないのも実情である。
そんなこんなを洗い直しての今週。
月曜日、木曜日が祝日というシルバーウィーク、週休4日の週ではあったが、もちろんそれどころではないので、まず20日(月)の方は在宅勤務(通勤時間節約)でA社業務を進め、今日25日(土)は、B社業務を同じく在宅勤務で進めた。
これで来週前半は、B社の監査報告に没頭することになる。
会議での報告(説明)は10月1日(金)だが、その2日前、29日(水)の昼過ぎには出席者宛に報告書をメールで事前送付するのが目標である(同日午後はA社に移動して執務予定)。
27日(月)、28日(火)の2日間の在宅勤務で目鼻をつける必要がある。通勤のない分、この2日間はある程度長時間の業務になることを覚悟している。
それにしても、月が変わる1日を意識しつつ、今日は24日、今日は25日、とその日が迫ってくるカウントダウンにテンパってくるというのは、まさしく夏休みの宿題の追い込みさながらの状況である。
こんなの久しぶりだなあ。
さあ、終わるか?
そう言えば、中学校の時だったか、数学の問題集が終わらなかったことがあったっけ。