新型コロナウイルスによる練習中止期間を経て、10月10日(日)に練習を再開した浦安オケ。当初予定していた曲目を変更した上で、11月28日(日)に定期演奏会の本番(一般公開せず。団員招待者のみ)を行うべく、僅か1ヶ月半の短期だが、練習を重ねてきた。
私自身はもともと降り番の予定だったが、この練習再開、曲目変更を受けて、急遽参加することにした。
(先週までの6回の練習は、3回出席、3回欠席と出席率5割で推移)
そして早くも今日27日(土)は、本番会場である浦安市文化会館大ホールでの前日GPを迎えた。
新浦安駅からおさんぽバスで文化会館に向かう。10月31日(日)にホール練が行われたが、この日は宇奈月オペラの東京公演があったため欠席。文化会館に行くのは久しぶりだ。
練習用のトートバッグとおさんぽバスのシートが保護色みたいで可笑しい。
館内に掲示されているポスター。我々が大ホールで練習する午後、小ホールではこんな演奏会が行われるんだ。青柳いづみこさんが来られているのか。興味深い内容だ。
舞台セッティング。
奈落に降りる。
下に着くと舞台には蓋がされる。
椅子や譜面台などを運んで上に上がる。
日 時 : 2021年11月27日(土) 14:00~17:00
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者M先生
内 容 : 合奏
曲 目 : 魔笛序曲、グレイト1楽章、未完成
弦人数 : 7・6・7・7・3
弓の毛 : 3本(グレイト)
セッティングが終わり、本番ステージでの座席配置が確定した。ヴィオラは7人だが、前から2・3・2と3列で配置、3人の2列目は2プルトを1人プルトとすることになった。
これにより、私は以前から表を弾くことは決まっていたのだが、座る場所は2プルトとなった。団員5人が前2列、4プルトはエキストラのYさんとKさんに座っていただいた。
練習開始。土曜日のためか、管楽器で抜けが見られた。仕事の都合などだそうだ。ホルンはゼロ。
やはりこの曲は、すべての音を均質に出すことがとても難しい。右のページの上の方、練習記号Cの後のpで木管とからむところなどが特にそうだ。
休憩の後、シューベルトの「ザ・グレイト」第1楽章。
今回初めて弾く唯一の曲だ。
M先生はホールでの練習が初めて(先月のホール練は別の先生だった)で、しばしばオケに演奏させて客席に下り、バランスを確かめておられた。
再度休憩の後、メイン曲、シューベルトの「未完成」。
この曲は、ホルンの不在が堪える感じがある。
1楽章、2楽章と通してから、2楽章、1楽章の順に返し練習。
17時過ぎ、時間切れで終了。
明日28日午前のステリハで最終仕上げとなる。
3曲とも楽しく弾いた。
いい曲をオーケストラで演奏することの楽しさはもちろんだが、それはマウントあさまなど他団体でもあること。
やはりそれ以上に、所属オケのいつもの仲間たちと演奏することの喜びだ。
オケとしては1ヶ月半、私自身としては1ヶ月での本番。
短い準備しかできなかったし、通常よりも演奏時間が短い演奏会ではあるが、先の見えない練習中止期間を経たオケ当事者にとっては、小さくない意味のある定期演奏会だ。
私も、明日の本番、大切に時間を過ごしたいと思う。
※練習往復に聴いた音楽
小田和正 会いに行く この道を
シューベルト 未完成
J.シュトラウスⅡ こうもり
横島勝人=マウントあさま室内合奏団