先週は、珍しく飲み会がそれも3回あった。
まず14日(月)。
前の会社で親しくしていたM氏との飲み会である。
M氏とは、43年前に彼が入社してきた時に、独身寮で同室だったばかりか職場も一緒だった。長いつきあいである。
前の会社の子会社(池尻)に勤務されてきたが、5月の株主総会で退職されると聞いたので、その前に一度飲もうと相談した。
まん延防止等重点措置の最中なので、慎重にはしないといけないが、プライベートな飲み会について会社の規制はない。
M氏の後任者であるH氏も交えて、三軒茶屋の店に集まって飲んだ。
壁のメニューを見ながら色々頼んだが、これ、何だと思いますか?
きなこ餅みたいに見えますが、これ、目玉焼きなんです。
壁のメニューには、「目玉焼き 3~10個」と書いてあって、3個から10個まで好きな数を焼いてくれるとのこと。3人で8個頼んだ。
きなこに見えるのは鰹節の粉末。
1日置いて16日(水)は、同じく前の会社の関係。
前の会社の最後に在籍した総務部の仲間との飲み会である。
一緒に仕事をしたN氏が3月末で退職し、単身赴任元に戻るということで、その前にと相談して設定した。
同じく当時一緒に仕事をしていたK氏、そして私の同期のYも誘って4人。
日本橋の店に集まって飲んだ。
これまでの職歴では、それぞれの職場で得難い出会いがあったが、この最後の総務部でも、N氏、K氏と一緒に仕事ができたことは、とりわけ幸せだったと思っている。N氏は浦安オケの演奏会も毎回聴きに来てくれた。
さて翌日、17日(木)は、飲み会はなかったが、演奏会のチケットを買ってあった。
都民芸術フェスティバルの一環である東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の演奏会である。オール・シベリウス・プロで、ヴァイオリン・コンチェルトや2番のシンフォニーが聴けるので、これはいい、と買ってあったものだ。
2月19日(土)に聴いた同じオケのプログラム冊子から。
池袋の東京芸術劇場で19:00開演だったが、朝から何となく気が乗らない。
この日はB社(三軒茶屋)に出社していたが、退社後池袋まで行き、おそらく21時頃になるであろう終演後、家に帰るのが何か嫌だった。
別に具体的に体調が悪いわけではないが、ちょっと億劫というかしんどく感じられたのだ。
昼休み頃、やっぱりやめよう、と決めた。
当日のことであり、誰かにチケットを譲る算段もできず、チケット代をむだにしてしまうが、やっぱりまっすぐ帰って家で過ごしたかった。
自分にとって魅力的な曲目が並んでいるにも拘わらず直帰を選んだというのは、我ながらよほどのことだが、演奏会への未練はまったくなく、早めに帰宅した。
妻の言では、久しぶりに飲み会続きで飛ばしすぎたんだよ、とのこと。まあそういう感じだ。
そして3回目の飲み会は、18日(金)。
B社の総務部の送別会である。4月1日付の異動で2人転出する。私は監査役なので、総務部の人間ではないが、総務部のフロアの一角の席に座っているため、誘ってもらったものだ。
外の店ではなく、社内の会議室で行われた。
食べるものは、各自の席にお弁当や乾き物があらかじめ配られ、飲み物も、缶ビール等を自分で開けて飲む形。席を移ったりお酌をし合ったり、ということはない運営だった。
ということで、5日中、3日の飲み会。
コロナ前はこんなことは日常茶飯事だったが、本当に久しぶりの飲み会ウィークだった。演奏会に行かなかったのも妻看破の飛ばしすぎ、むべなるかなという感じである。