naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

「GRAPE50年坂 一夜限りのグレープ復活コンサート」詳細判明

11月3日(木)に、神田共立講堂で「一夜限りのグレープ復活コンサート」が行われるとの情報を得て、驚喜した。

 

   あの神田共立講堂で「一夜限りのグレープ復活コンサート」!!
      https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2022/08/19/101335

 

続報を待っていたのだが、25日(木)、詳細が判明した。

 

   コンサートの特設ページ

       https://masasingtown.com/pages/grape

 

特設ページの冒頭に、さだ(まさし)さんの、「グレープ再起動」というタイトルの文章(コメント)が掲載されている。

 

グレープ再起動

 
結成から満50年。漠然とですが折角の50年目の結成記念日11月3日に「GRAPE」でなにかやりたいなあと、思ってはいましたが、肝心の吉田が「GRAPE」をやることに対してどう思っているか解りません。春先に長崎のNBCビデオホールと文化放送70周年の記念コンサートで「GRAPE」としてステージに上がりましたが、その時も吉田は僕に「足引っ張ってごめんね」と謝るばかりでした。何も謝るようなミスをしたわけではないのですが、おそらく彼自身の心のなかで「もっとこう弾きたかった」「もっとこう弾けたのに」という悔しさの方が勝ったのかなと思っていました。
ふと今年の「さだまさしコンサート」を吉田に聞いて欲しくて誘ったら思いのほか喜んで来てくれました。
そしてコロナも下火になったかのように感染者数が下がった時期に一緒に食事をしました。
「GRAPE」についてやる気はあるか、と尋ねたら、こんな言葉が返ってきました。
「この間のコンサートを聴いて思った。お前さんは進化している。だからGRAPEをやったらきっと進化しているはずだし、進化していなければやるべきじゃないだろう。春のライブの時にも言ったが、俺が錆びて足を引っ張って「さだ」に恥をかかせたくない。お前さんの晩節を汚したくない。やるのなら《進化してる》と言われなきゃだめだから、その覚悟をもってやるよ」
久し振りに「GRAPE」の吉田が帰ってきたぞ、と思いました。さて本当にそんな進化が出来るかどうか解らないですが、闘ってみようと思います。
神田共立講堂は1700席以上のキャパシティがありますが、大学の要請で現在客席をフルでオープン出来ません。
申し訳ないですが、おそらく50%弱、800弱しか入っていただけないと思います。
当然赤字です(笑)しかし「神田共立講堂」に帰るのだという熱い思いに今は胸が躍ります。
神田共立講堂でのラストコンサートは今となれば確かに「伝説」の一つですが、これをただの同窓会にだけはしたくないと吉田も僕も覚悟をしています。
あの頃を知っている人も全く知らない人も楽しんでくれる、そんな一夜に出来たら最高ですね。
さだまさしの歌ではない「GRAPE」の歌とは何だろう。
楽しみ半分、恐怖半分。
〜一夜限り〜とは言え、「アンコール」ではありません。

 
「GRAPE再起動」です。

 

グレープファンの1人として、感慨を持って読んだ。

 

グレープ解散後、さださん、吉田(政美)さんの2人でステージに立つことは、これまでも時々あった。

「吉田が来ればそれでグレープ」とさださんが語ったのを聞いたことがあるが、やはり今回は気構えが違うんだな、と感じる。

 

今回の発表、コンサートのタイトルが「GRAPE50年坂」とされている。

結成3周年コンサート(中野サンプラザ)のライブアルバムのタイトルが「三年坂」だったことを思い出す。当然あそこから来たものだろう。

そして、そう言えばユニット名、正式には「GRAPE」だったっけ、と思う。

 

続報を待つにあたって、とにかく知りたかったのは、開演時刻だった。

それが判明した。

 

14:00開場、15:00開演。

 

そうなんだ。「一夜限りの」と言うからには、夜かと思っていたが、午後から多少夜にかかるくらいのイメージなんだろうか。

 

さださんのコメントによると、今回のコンサートのキャパシティは、大学の要請により800弱とのこと。いやー、少ない。これは狭き門なんだろうなあ。

現在のさだファンの中に「グレープを聴きたい」、というお客さんがどれくらいいるものか、ちょっと想像がつかないが、まあ普通に考えたら、私世代のファンの多くにとっては垂涎のコンサートではないだろうか。

 

私としては、吉田さんのギターを聴きたい。

さださんは、グレープ時代のナンバーを、ソロコンサートの中でもちろん長年歌ってきた。

「ソロ歌手としてのさだまさし」が歌う「精霊流し」や「無縁坂」を、私も何度も聴いてきた。

しかし、グレープはそれとは別ものだ。吉田さんあってのグレープ。

さださん自身もコメントで「さだまさしの歌ではない「GRAPE」の歌とは何だろう」と書いている。

そうなんだよ。吉田さんと2人で演奏されるグレープナンバー。その期待にはグレープファンとして破格なものがある。

そして繰り返すが、私にとっての一番の期待は、吉田さんのギターにある。

 

このコメントを読むと、「~一夜限り~とは言え、「アンコール」ではありません」とある。

「「GRAPE再起動」です」とも。

 

つまり、GRAPEとして、あの神田共立講堂にまず帰る、ということには、本人たちにとっても特別な思いがあるが、このコンサート1回だけではない、と受け止めていいんだろうか。

 

チケットの抽選受付は、今日27日(土)の12:00から。当落判明は9月16日(金)12:00。

とにかくチャレンジしてみる他はない。

仮にこのチケットがとれなくても、またその次の機会があるのだ、と願って。