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能町さんの意見に賛成~朝乃山、逸ノ城の番付

能町みね子さんのTwitterを見ていたら、発表された五月場所の新番付について、意見を書かれていた。

 

「新番付、朝乃山と逸ノ城をあまりにも上げてなさすぎる。前頭1桁じゃないとおかしい」

 

同感である。

 

朝乃山。三月場所東筆頭で13勝2敗。五月場所東14枚目。

逸ノ城。三月場所東3枚目で14勝1敗の優勝。五月場所西13枚目。

 

瞬間、大受を思い出した。

昭和45年三月場所西筆頭で14勝1敗の優勝。五月場所東6枚目。

 

番付編成の原則からすれば、朝乃山は11点の勝ち越しだから11枚、逸ノ城は13点の勝ち越しだから13枚上がる。

能町さんがおっしゃる通り、前頭1ケタ台、中位に上がってしかるべきだ。

 

過去、十両上位での優勝力士をざっと見てみても、そうした事例はある。

(以下「相撲レファレンス」サイトを参照した)

 

土佐ノ海 平成7年五月場所東筆頭で14勝1敗(優勝。以下同じ)。七月場所東7枚目。

雅山 平成11年一月場所西筆頭で14勝1敗。三月場所東7枚目。

豊真将 平成26年三月場所西2枚目で14勝1敗。五月場所東7枚目。

 

平成26年九月場所の栃ノ心は、西5枚目だったが15戦全勝で優勝したからか、十一月場所は東8枚目に上がった。

 

ただ近年は、おしなべて上がりが小さくなってきているようだ。

貴ノ岩 平成30年七月場所西3枚目で13勝2敗。九月場所西13枚目。

志摩ノ海 平成31年三月場所東筆頭で13勝2敗(連続優勝だった)。五月場所東12枚目。

貴源治 令和元年五月場所東2枚目で13勝2敗。五月場所西10枚目。

 

能町さんは、過去の例を見ていないとのご意見。そうしたところもあるかもしれないが、1点勝ち越し(負け越し)1枚、の原則は絶対頭にあるはず。上がふさがっているとかの事情までは吟味していないが、それにしても、と思う。

 

まあ、こうなったら、照ノ富士復活の時のように、下位での平幕優勝を期待するか。

 

と思ったら、けさ突如入ってきた逸ノ城引退のニュース。

腰痛が理由とされているが、それだけではないんだろうな。

 

能町さんも同様の見方のようだ。