20日(土)は、市原市楽友協会オーケストラの練習に今季2回目の参加。
本来、先週、13日(土)の練習にも参加する予定だったが、体調が思わしくなく難しかった。
練習は、18:30から市原市青少年会館で行われた。
八幡宿駅西口に出る。
飯香岡八幡宮。今日はこの境内を抜けて行くことにした。
入ってきた鳥居からすると真裏側の鳥居を出ると、通りの向かいに市原市青少年会館が見える。
合奏開始は18:30だが、会場である2階の音楽室には17:00から入れる。17時半頃到着すると、既に音を出している団員の方が何人かおられる。
私も合奏までしばらくさらった。
この日の練習曲は、チャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」と、ウェーバーの「魔弾の射手」序曲である。
ヴィオラは、トップのOさんを始め皆さんお休みで、私1人しかいないことは事前に聞いていた。そういう状態であっても、個人的には合奏参加回数を重ねなければならない。
(先週は、全部の曲を練習すると聞いていた。行けなかったのが痛い)
指揮のY先生が来られ、合奏開始。
チャイコフスキーから練習した。
Y先生から、例えば「赤とんぼ」が、日本語の歌詞にメロディーを乗せているように、ドイツの音楽、フランスの音楽は、それぞれその国の言語の感覚をベースに書かれている、とのお話があった。
ロシアの場合は、単語1つ1つの音(シラブル?)が長いのだそうだ。だから、例えば冒頭の木管のコラールも、「実の詰まった音」で吹くようにとの指示だった。
以後、随時止めながらの練習。
Gからのコールアングレとヴィオラのメロディも、抜けたり軽くなったりせずに密度の濃い音を出すように言われた。
ところで、いまだ「病み上がり」とも言い切れない状態で練習参加するにあたって、とにかく楽器を長時間弾くことができるだろうか、というのが心配だった。
結構負担だったというのが正直なところ。
先週の状態ではとても無理だったなとまず思った。それに比べれば八幡宿まで来られたし、音も出せたので、状態は改善しているものの、よりによってチャイコフスキーである。ガス欠のエンジンをふかすような感じで必死に弾いた。
弾いていてしばしば咳も出たし、とにかく消耗した。
チャイコフスキーを1時間半ほど練習した後、休憩。
その後は、「魔弾の射手」。この曲は、亡くなった桑田歩先生に浦安オケとして初めて指揮をお願いした2015年秋の定期演奏会の時に弾いている。あの時のことを思い出した。
こちらも通さずに止めながらの練習だったが、時間切れとなり、218小節目までで打ちきられた。
大変ではあったが、とにかく1回練習に参加できてよかった。
来週は都合により欠席なので、次回参加は6月3日(土)となる。
帰りに八幡宿駅で。市原市の木、花、鳥。
※練習往復に聴いた音楽
ライナー=シカゴ響
ビーチャム=ロイヤル・フィル