naokichiオムニバス

70歳、公務員、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

吉野家にて

今日22日(月)は、用事があって木更津に帰った。

 

お昼どき、木更津駅東口にある吉野家に入った。

この店は昔からあるが、前回、12日(金)に帰った時はちょうど改修工事中だった。

リニューアルオープンした店舗に初めて入ったわけだ。

 

店内の座席配置も大幅に変わったが、大きな変化としては、席のタブレットで注文する形になったこと。すき家方式ね。

吉野家は、店員と客のコミュニケーションを大切にするために、券売機も導入していない、と何かで読んだ記憶があるが、これは大きな方針変換だ。

 

そのことで気になったのが。

 

私が、牛皿麦とろ御膳を食べ終わろうかという頃、テーブル席に年配の男女が座った。

こういうふうになってから初めて来たのだろうか、注文をしたいようで、女性の方の客が会計のカウンターに近づいて若い女性の店員に話しかけた。

 

聞くともなく聞いていたのだが、

「空いているお席にお座りいただいて」

「もう座ってるんです。注文をしたいんですが」

「注文はお席のタブレットでお願いします」

 

それに対して女性客が、タブレットがよくわからない、というようなことを言ったのだが、その後だ。

 

私の聞き間違いでなければ、

「一緒に行って教えますので、おぼえて下さい」

という趣旨のことを言ったんだよなあ。

 

これはいかがなものか、と思った。

確かに、最近は、すき家に限らずタブレット注文の店は多い。居酒屋でもそうだ。

QRコードを読ませてスマートフォンから注文させるところも増えてきたな。

人間が注文をとることでの間違いが減らせる、人員が削減できる、など経営的なメリットはあるのだろう。

 

ただ、口頭で注文を受けたっていいじゃないの、と思うのだ。

タブレットに不慣れなお客さんだっているし、あるいはタブレットを使えるけど使いたくないというお客さんもいるだろう。

 

「教えますから、次からはこれでやって下さい」みたいな言い方はねえ、どうなのよ、と思ったのだ。

客に、店側の都合に100%合わせさせる、というのがね。

 

会計を済ませて出る時に、そちらをちらっと見たら、店員の「指導」を受けながら女性客がタブレットをたたいていた。

 

(ちなみにこの木更津の店、テイクアウトの窓口が新しく設けられたのだが、そこもタブレット注文)