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浦安シティオーケストラ練習日誌<2024.7.28> 高弦分奏

日 時 : 2024年7月28日(日) 13:30~16:30
場 所 : 堀江公民館視聴覚室
指 導 : トレーナーY先生
内 容 : 高弦分奏(ヴァイオリン、ヴィオラ)
曲 目 : ブルックナー 1~4楽章
弦人数 : 7・4・5

 

28日(日)は、今季初の高弦分奏。

外へ出たくない猛暑ではあるが、高弦分奏は合奏以上にためになる。がんばって出かけた。

 

指導はトレーナーのY先生。

Y先生にみていただくようになったのは、確か1999年だったから、今年で四半世紀となる。初めての分奏は、富岡小学校の体育館だったと記憶する。

この日の分奏会場に向かうバスが、その富岡小学校の前を通った。25年前の初対面を思い出した。

 

12月の定期演奏会のメイン曲、ブルックナーの4番をみていただいた。

この曲は、2013年以来の再演だが、前回も分奏はもちろんY先生にお願いした。

 

1楽章、2楽章。

休憩をはさんで3楽章、4楽章。

 

ブルックナーに頻出するトレモロは、弱音の場合は細かくする必要があるが、音量が大きくなったらそう細かくせずに、弓の動きで響きを作るように言われた。

 

全員がトレモロの箇所は、「ここはやらなくていいね」と割愛、臨時記号がたくさんあるなどやっかいな箇所について、いつものようにポジションやフィンガリングを細かく教えていただいた。

毎回そうだが、パートとして、あるいは個々人として悩んでいた部分が解決される。目の前が明るく開けたような気持ちになる。

今回、ボウイングは11年前と基本的に同じにしているが、今回の分奏では一部が変更になった。

 

 

また、プロオケ(N響)での実践の観点から、ここは指揮者がテンポを速める、あるいは緩める可能性がある箇所について、メガネマークを書いておくように指示があった。本番指揮者の練習の時に確認していくことになる。

 

また、これもいつものことだが、オケ全体の中で聞こえるべきパートについても、その都度、指導された。

 

密度の濃い練習。限られた時間だったが、無事に全楽章をみていただくことができた。

 

Y先生からは、ブルックナーは和声の人なので、この曲についても、全体の響きの中で自分が弾くべき音符がはまっているかどうか考えながら弾くように、とお話があった。

響きに合わせることができていれば、そう難しいことはない、と。

 

今季、Y先生の分奏はもう1回、9月に予定されている。その時は、前半の曲をお願いすることになると思う。

 

酷暑の中、参加してよかった。

 

※練習往復に聴いた音楽

    ブルックナー 交響曲第9番

       メータ=ウィーン・フィルウィーン・フィル

    マーラー 交響曲第9番

       レヴァインフィラデルフィア