前週の集中練習に続いて、千葉市幕張勤労市民プラザで行われた。
ユニ響さんの練習は、普段は18:30振り下ろしだが、今回は30分早く18:00。
17時半前に会場に入った。
本番指揮者N先生の合奏は、本番1週間前ということもあってか、1回の練習で初めて全部の曲(アンコール曲は除く)を練習した。
ヴィオラは前週に続いて8人全員が揃った。弦他パートも集中練習よりは増えた。
曲順に、まずシベリウスの「カレリア」序曲。
N先生から、「クラシックがポップスに負けた理由は何か」と、ちょっと唐突なお話があった。先生によると、リズムを放棄したことが敗因だとのこと。
この曲においても、リズムをしっかり出すようにとの指示だった。
序曲ともども、練習では毎回言われることだが、音は途中でふくらませないようにして、始めからしっかり音を出すように注意があった。
また、3曲目では、この曲では長い音符にあたる4分音符を強く出すようにとのことだった。
前日に、2ヶ月ぶりの個人レッスンを受けた。
そこで習ったことを、少しでもここでの演奏につなげるように心がけて弾いた。
そのことで、よく弾けたと思えるところも少しあって、よかった。
休憩の後、メインのチャイコフスキー4番。休憩をとらずに全4楽章を一気に練習した。
1楽章の鬼門、練習記号Q、278小節目からが今回もうまくいかない。ボウイングを崩さぬよう、ラッパを聴かないようにしてひたすら機械的な運動を繰り返すように努めたが、そうすると今度は弾ききる282小節目の頭をとらえ損なう。これもまたまずい話だ。
どこで折り合いをつけるか、まだ試行錯誤する必要がある。
ここは、2016年に浦安シティオーケストラで演奏した時(トップだった)にはうまくいったのだが。
今回は使っているのが自分の楽譜ではないので、書き込みができないのがちょっと制約になっている。
ユニ響さんは、普段は約2時間15分程度の練習だが、今回は30分早く始まったので2時間45分。やや駆け足だったが、全曲を練習できた。
次回は22日(日)に本番前日練習。同じ千葉市幕張勤労市民プラザである。
※練習往復に聴いた音楽
ヴァント=北ドイツ放送響(2001年ハンブルクライブ)
シューリヒト=ウィーン・フィル