昨23日は、マンションの管理センター集会室でカルテットの練習。
月1回ペースの練習だが、先月は都合で練習日が設定できず、2ヶ月ぶり。
いつものメンバー、同じマンションのファーストヴァイオリンのHさん、チェロのIさん、近隣から通ってこられるセカンドヴァイオリンのHさんと、3時間ほど弾いた。
今回も、持ち寄った楽譜をあれこれ試し弾きする形。
・ヘンデルの「ハレルヤ・コーラス」。
・モーツァルトの「グランパルティータ」を弦楽五重奏にアレンジしたもの。これは、セカンドヴィオラ抜きでやったが、やはりモーツァルトはやっていて楽しい。
・同じ楽譜に入っていたモーツァルトのクラ5。これも弦楽五重奏にアレンジしたもの。本来の編成で演奏したこともあるが、この楽譜だとファーストヴィオラにクラのメロディが出てきたりして、ヴィオラではめったに味わえないソロ楽器の気分を楽しんだ。
・ベートーヴェンの4番ハ短調。この曲は学生時代に同学年の仲間たちがやっているのを聞いて、かっこいい曲だなあと思った。レコードも、当時出たスメタナ四重奏団のものを愛聴したものだ。浦安で一時団内四重奏団を組んで活動していた頃、この曲の1楽章だけを、定期演奏会開演前のロビーコンサートでやったことがある。久しぶりに全曲を弾いたが、やはりいい曲だ。
・モーツァルトの「フィガロの結婚」のアリアを組曲の形にアレンジしたもので締めた。
年末ということで、練習後、近くの居酒屋に行って忘年会となった。
会社での3日連続の忘年会に続いての4日目である。
私は夏からこのメンバーに加えて頂いたが、これまでは練習だけで解散だったので、飲み会は初めてだ。
もっぱら音楽談義に終始したが、皆さん色々なキャリアを重ねてこられているので、それぞれに音楽に対する思いやこだわりがあって、興味深かった。
このカルテットの今後についても話が及び、飲んだ勢いもあって、来年は演奏会をやろう!という話が飛び出した。
目標とする曲を決め、きっちり練習して、日頃練習しているマンションの集会室で、少人数であっても住民を招いて演奏会をしようという話である。
色々な曲をあれこれ弾いて楽しむのもいいが、決めた曲を仕上げていくのもまた勉強になる。
酒の席での思いつきが、来年どのように具体化していくのか、楽しみだ。
さしあたり、1月の練習では、「ラズモフスキー」の1番を合わせてみることにしている。