naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

第34回「市民による音楽会」

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  「早春賦」を熱唱するO氏




今日はオケ練の前に、演奏会に出かけた。

千葉市音楽協会第341回公演「第34回市民による音楽会」である。
会場は、千葉駅前の「ぱ・る・るホール」。

親戚の者が出演するからだ。

これまで知らなかったが、千葉市音楽協会では、市民参加の演奏会として、合唱中心の「千葉市民音楽祭」、ソロ中心のこの「市民による音楽会」、「国際音楽の日のコンサート」の3つを開催している。

今日の演奏会は、
  ジュニアの部 ピアノ、ソプラノ1人ずつ
  一般の部   ソプラノ3人、バリトン1人、トランペット1人、ピアノ3人、
           フルートアンサンブル1組
計11組の演奏が行われた。

親戚の者というのは、私の母の従姉妹の配偶者であるO氏で、バリトン独唱での出演。
O氏は、オペラを始めとするクラシック音楽に造詣が深く、演奏会にも足繁く通われている。かつて船橋に在住の頃は、大谷康子さん、津田真理さん、浅妻文樹四重奏団を始めとするプロの演奏家を招いてのホームコンサートを主宰されていた。このホームコンサートで大町陽一郎氏にもお会いしたことがある。
現在は千葉に転居されているが、6年前から声楽を学び、今回、いよいよ舞台に立つという訳だ。
ピアノ伴奏は妻が務めることとなり、年明け以降は、定期的な練習を重ねてきた。

本日の曲目は、
  トスティ ラ・セレナータ
  中田 章 早春賦
の2曲である。

ジュニアの2人の演奏の後、一般の部の2番目にO氏登場。

昭和3年生まれとは思えない朗々たる声をホールいっぱいに響かせ、盛んな拍手を浴びていた。
客席からは花束も。

70代後半にして、新しいことに挑戦し、こうした人前での演奏を実現するというのは、本当に素晴らしいことだと思う。
私は四半世紀後、何か新しいことを始めようとできるだろうか。

そんな先のことはともかく、来年のこの演奏会には、近所の方と一緒にやっている室内楽で出られないだろうか。まだ何の相談もしていないが、個人的には勝手にそんなことを思ったりした。

以後の演奏は残念だがあきらめて、すぐオケ練に向かった。