naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

好きな力士

相撲を熱心に見始めたのは、昭和44年(1969年)1月場所から。大鵬45連勝の最中だった。
観戦歴38年目になる。

見始めた頃好きだったのは、藤ノ川。今の伊勢ノ海親方である。

それからやはり貴ノ花。断髪式にも行ったが、泣いた。

千代の富士も好きだった。

若貴では、断然若乃花の相撲が好きだった。弟に基本ができていないと言われようと、華のある相撲という点では父を超えていたと思う。

さて、そして現在だが、私が好きな力士というと、何といっても安馬だ。気迫あふれる、無駄のない相撲がすばらしい。

好きというより、期待したいのは、まず白鵬、次いで琴欧州
白鵬は間違いなく横綱になるだろう。琴欧州も、今場所の足の怪我から立ち直れれば、上を目指せる器だ。

更に下で、有望株との呼び声高い、把瑠都、澤井、影山も、早く幕内で見てみたい。

こうして見ると日本人力士が少ない。長年の相撲ファンとしては、さみしい思いもあるが、私としては、いい相撲を見せてくれれば、外国人力士か日本人力士かにはこだわらない。

その昔、輪島、長浜が出てきた頃、学生相撲出身者はほとんどおらず、その後、学生相撲出身力士の席巻を、よく言わない人もいた。たたきあげ力士のレベル低下を嘆く声だった。
しかし、今の上位力士の多くは学生相撲出身者である。これはこれでいいと思う。
外国人力士の台頭についても似たようなところがある。
しかし、基本的には、いい相撲が見られればいいと思う。

もちろん、日本人力士で強い人に出てきてもらいたいとも思うが、まだこれという人が見当たらない。
最も期待されている稀勢の里もまだまだ未完成で、三役にも上がれていないし、澤井、影山もまだまだ未知数だ。
まだちょっと時間がかかりそうだ。