naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

名古屋旅行⑬~徳川美術館

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  (写真上)路面電車の乗降場のようなバス停
  (写真中)徳川園・徳川美術館の正門
  (写真下)右手奥の白い建物が徳川美術館




18日(日)は、午後早めの新幹線で帰る予定にしていたが、その前に、午前中は徳川美術館にまわることにした。

9時頃、ハミルトンホテルをチェックアウト。
とりあえず名古屋駅でコインロッカーに荷物を預ける。

徳川美術館へは、地下鉄だと最寄り駅からだいぶ歩くようなので、それより近くを通る市バスに乗って行くことにする。

途中、愛知県庁と名古屋市役所を車窓から見たが、両方とも立派な建物でびっくり。特に県庁はお城の天守閣みたいな屋根だった。写真を撮りそこねた。残念。

バスに乗っていると、途中から、停留所が左の路肩サイドでなく、対向車線の中央に位置するようになった。
ちょうど広島や函館の路面電車の停留所のような形態をしているのだ。
昔このへんを路面電車が走っていたということなのだろうか。地元の方、どなたか教えて下さい。

「徳川園新出来」というバス停で下車。ここから3分ほど。
歩いていると、周囲の住宅もやはり立派な家ばかりで、徳川と関係あるのかないのかわからないのだが、つい「さすが」という気がしてしまう。

この徳川美術館は、御三家筆頭の尾張徳川家に伝わる数々の重宝を収めたものだそうだ。

順路に従って見てまわると、武具・刀剣、茶の湯関係、書院飾り、能、奥道具などが展示されていて、なかなか立派なものであった。

妻は、ガイドブックに載っていた、昔の婚礼調度品(徳川家光の娘、千代姫の嫁入りの際のもの)の展示を楽しみにしていたのだが、今はそれが展示されておらず、がっかりしていた。

同じ館内に、「蓬左(ほうさ)文庫」という一角がある。尾張徳川家の旧蔵書を収めたものだが、ここの展示は、徳川美術館より私には面白かった。
書物を始め、城下の絵図なども展示されている。
とりわけ特徴的だったのが、名店や名医など、さまざまなものについてのランキングを書いた紙である。相撲の番付を模したレイアウトになっていて、本当にあれこれのものについてのランキングを番付形式で紹介している。尾張の人というのは、こういうランキングが好きだったのだろうか。

ひとわたり見学の後、名古屋駅へ。
今度は11:15の「なごや観光ルートバス」というのに乗った。

  徳川園(徳川美術館蓬左文庫)
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  文化のみち二葉館(旧川上貞奴邸)
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  市役所
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  名古屋城(お城は車窓からは見えなかった)
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  ノリタケの森
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  産業技術記念館

とまわり、正午前に名古屋駅着。