naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

名古屋旅行⑭~「山本家総本家」で味噌煮込みうどん

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  山本家総本家の親子煮込




18日(日)、帰京前の昼食は、名古屋名物第3弾、味噌煮込みうどん。

元オケ仲間のクラ吹きで名古屋在住の、「びんちゃん」ことOさんは、味噌煮込みうどんは今一つ微妙らしい。
従って、お薦めの店ということではないが、有名店ということで、「山本家総本家」を紹介してくれた。
あちこちに店があるが、名古屋駅の「JRセントラルタワーズ」の上のレストラン街にもあるので、ちょうどいい、ということで行ってみた。

ここも昨日の「しら河」と同じで、行列。日曜の昼時、このレストラン街のどの店にも行列ができているので当然ではあるのだが、味噌煮込みうどんを食べたい人がこんなにいるのか、という気はする。

番号札をもらって待つ形。
しばらく時間がかかりそうなので、下のフロアにある三省堂書店新星堂をちょっとのぞく。
両店とも非常に在庫が充実している。ゆっくり見る時間がなかったが、それはまた次回に。

メニューはきわめてシンプルで、ランチタイムは味噌煮込みうどん以外のものは出さない。

「親子煮込」というのを頼んだ。味噌煮込みうどんに、卵と鶏肉が入る。

土鍋の蓋を裏返して、取り皿のように使って食べるのが作法らしい。

もう15年来、名古屋には出張でしばしば来ていながら、味噌煮込みうどんというものを食べたことがなく、一昨年の夏の出張の際に、初めて食べた。それ以来である。
味噌のつゆというのかスープというのか、これは、おとといの晩、「世界の山ちゃん」で食べたどて煮のように甘いものではない。しかし、ともかく味が濃い。妻もそのことを言ったし、私もどちらかというと得意な感じではない。

それと、特徴的なのは、うどんの麺である。
硬い。
高松の讃岐うどんも、初めて食べた時は、ふだん食べているうどんに比べて歯ごたえがあるのにびっくりしたが、あれは、弾力というか麺のコシというものを感じさせる。
味噌煮込みうどんの麺の硬さは、それとは違う。文字通り硬いのだ。
味噌にまみれているのでよくわからないが、讃岐うどんの麺の白くつやつやとした色合いとも違うようだ。
粉のかたまりを噛んでいるという食感である。讃岐うどんだと、もっと「練れた」感じがあるのだが。
こういうのが好きかと聞かれると、やはり首をかしげるというのが正直なところだ。

東京にも八重洲地下街味噌煮込みうどんの店があるが、もっと寒い時期に、時たま食べたいと思うことがあるかもしれない。

名古屋の食文化にふれた今回の旅行。妻と話したが、やはり基本的に「味が濃い」。
これはやはり特徴だと思った。

今回は、味噌カツあんかけスパなどを食べる機会がなかった。
しかし、それはここで帰京というスケジュールだったからではない。
仮に、もう1日か2日滞在できたにしても、ちょっとそこまで「濃いもの」の連続摂取はできなかっただろうと思う。

それらはまたの機会に。

13:25ののぞみ16号で15:06東京着。
2泊とはいえ、丸2日足らずではあったが、結構密度の濃い小旅行だった。
こういう気軽な旅行、これからもたまには行きたいものだ。