naokichiオムニバス

67歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

肩あてをはずしてみたら~高弦分奏

ユニ響(津田沼ユニバーサル交響楽団)とのかけもちも先週の本番で終わり、これからは浦安に専念である。

今日のオケ練は、文化会館の練習室で、弦トレーナーY先生の高弦分奏(ヴァイオリン、ヴィオラ)。

船橋の伊藤楽器弦楽器工房に預けてあった楽器を退院させたので、珍しく東西線浦安駅から、いつも乗るのと逆方向の、新浦安駅行きのおさんぽバスで文化会館へ。

ヴィオラは久しぶりに団員4人が全員出席。ヴァイオリンも、ファースト8人、セカンド9人と、充実した人数での分奏となった。
しばらく休団中だった、ヴァイオリンのOさんが久しぶりの参加。元気そうな顔が見られて嬉しい。

今日の分奏は、まず「だったん人」から。
いつも思うことだが、この曲、ヴァイオリンは本当に大変そうだ。特にファーストは、フィンガリングを時間をかけて教わっている。
ヴィオラも部分的に厳しいところはもちろんあるのだが、「だったん人の娘の踊り」などでは、ヴァイオリンが曲芸みたいなことをやっている下で、単音を機械的に刻んでいるだけだったりする。何か申し訳なくなる。

「だったん人」にはだいぶ時間をかけた後、休憩となり、後半はチャイ5の4楽章。

いきなり、一番大変なところをしっかり、ということで、コーダの大詰め、プレスト以下を。
ここさえちゃんとできれば、このシンフォニーは半分以上大丈夫だ、とY先生。

その後、4楽章の頭に戻った。

序奏の後、主部に入ったところで、Y先生からためになる話を聞いた。
主部は、最初の8小節がf、9小節目から同じテーマを繰り返す際にはffになる。
ffになったら、楽器を高く上げて弾いてみなさい、というのだ。
Y先生ご自身がそうされているそうだ。
これは、ヴィジュアル的にもお客さんに、そこから音量が上がったことを印象づける効果があるが、それだけではないと、説明して下さった。
通常、弦楽器は肩当てをつけて、肩と顎の間に挟む形で構えるが、弦楽器を習い始めの頃によく言われる、手を放しても楽器が落ちないように、顎でしっかり挟め、というのは間違いなのだそうだ。
楽器を表裏から強く挟むと、その圧力で、楽器の鳴りが悪くなるとのこと。
楽器を上げて弾くのは、その際に、顎で挟む圧力をゆるめて、楽器と肩の間に空間を作ることで、楽器の鳴りをよくする効果があるのだということだった。
なるほどと思った。

ということで、試しに肩あてをはずして弾いてみることにした。
大学時代にヴィオラを始めて、これまで肩あてをつけずに弾いたことはだたの一度もない。
ヴァイオリンで、肩あてをつけずに弾いている人はしばしば見かける。また、浦安のヴィオラでも、今は退団されてしまったSさんという方がそうしていた。
しかし、自分でやってみる気にはならなかった。
ヴィオラはヴァイオリンよりは重い楽器でもあり、何だか楽器がずり落ちてしまうような気がしたし、左腕だけで支えて弾くことになって弾きづらいのでは、というイメージもあったからだ。
やってみた訳ではない。要は食わず嫌いの感覚だ。

しかし、今日は、弦楽器は顎で強く挟むものではない、というY先生のお話を聞いて、目からウロコというか、これまでの固定観念がとれたところだ。
ともかくやってみた。

その結果。
驚くほど身体の左側が軽い。
確かに、左腕だけで楽器を支えるかっこうになるので、初めてやったこともあって、左手の操作、ヴィブラートなどが不自由な面はある。
しかし、楽器が落ちてしまうことはないし、格別に弾きにくいという訳でもない。
楽器の鳴りがよくなったかどうかはまだよくわからないが。

今日は、練習の最後まで肩あてなしで通した。
しばらくこの形で続けてみようかな、と思っている。
楽器の軽さが魅力だからだ。慣れたらもっと快適かもしれない。

※今日の練習往復のレコード
   オフコース Three and Two
   オフコース We are
   ベーム 運命 (77年来日ライブ)
   ルプー シューマングリーグ ピアノ協奏曲