naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ご近所アンサンブル 歴史的デビュー演奏

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   (写真上)演奏する中学校の玄関に到着。ファーストヴァイオリンのHさんとチェロのIさん。
   (写真中)最終リハーサルをさせていただいた工作室。左の女性が司会者の先生。
   (写真下)体育館での演奏




昨年8月から続けてきた、マンション住人を中心とした「ご近所アンサンブル」、今日は人様の前で初めて演奏する、デビュー演奏の日だ。

以前も書いたが、セカンドヴァイオリンのHさんと、チェロのIさんが卒業した、市内の中学校で毎年行われているバザー、そのオープニングのアトラクションとして、弦楽五重奏の演奏をすることになったのだ。

この中学校では、私の伯母(母の姉)が音楽教師をしていたのだが、話を聞くと、HさんもIさんも、伯母に教わったことがあるという。
思いがけず判明した縁のつながりだ。
伯母は、今でもこの中学校のすぐ近くに住んでいる。
知らせると、聴きにきてくれることになった。

デビュー演奏の今日、Iさんの車に乗せてもらって現地入り。
当方はそう構えてもいなかったのだが、学校の玄関には、担当の先生が迎えに出て下さっていて、校長先生や教頭先生にも引き合わせて頂いた。

校舎の中の工作室に案内され、まずバザーの司会者の方と進行の打合せ。

その後、1時間ばかり、最終リハーサル。
一通り、全部の曲を合わせる内に、早くも本番の時間が迫り、係の先生に案内されて、バザー会場の体育館へ。

体育館では、バザーの準備があわただしく進められているところ。
ほどなく、伯母も姿を見せた。

座席をセットし、楽器の準備をすると、もう演奏開始の時間となった。
ざわざわしていた体育館だったが、準備に動いていた皆さんも、手を止めて静かになった。

ざわざわのままの方が気楽だったのにと半分思いつつ、演奏開始。

・中学校校歌
・紅葉
・小さい秋みつけた~里の秋
モーツァルト 弦楽五重奏曲第3番ハ長調K515第1楽章

決して練習充分とは言えない状態で臨んだ本番だったが、止まったりすることはなく、何とか演奏できた。
広い体育館、弦楽五重奏の音がどの程度聞こえたのか心もとないが、曲が終わるたびに拍手をいただけたし、モーツァルトの後は、アンコールの声も。
嬉しかった。
ということで、かねて用意のアンコールを。

・イッツ・ア・スモール・ワールド

演奏に合わせて会場からは手拍子も。結構盛り上がった中で、すべての演奏を終えることができた。

袖に下がろうとすると、ステージの下から、一人一人に花束が。
これには驚いたが、嬉しかった。

まず上々のデビュー演奏だったと思う。

終了後は、伯母の提案で、近くのレストランに行き、昼食。
伯母とHさんIさんの、在学中の昔話など、話ははずみ、楽しいひとときだった。
(実は、学校側ではお弁当を用意して下さっていた。花束といい、重ね重ねのご配慮に恐縮してしまった。お弁当は持ち帰らせていただいた)

五重奏のメンバーも、色々な縁で集まったのだが、伯母との縁も偶然。
人と人とのつながりの不思議さ、貴重さを感じずにはいられない。