音楽評論の分野では初めてなのだそうだ。
やはり、というか、さすが、というか、まあ、この分野で
文化勲章を受けるとすれば、やはり氏をおいて他にはいないだろうと思う。
音楽評論という枠にとどまらない評論活動。
30年前から、順次「全集」というものが刊行されていること。
夫人を亡くされてから、しばらく執筆活動から遠ざかっておられ、心配していたが、「
レコ芸」の連載は復活。今日の
朝日新聞夕刊の記事によると、「音楽展望」も、年4回ペースで近く再開されるという。
既に93歳という高齢だが、引き続きの健筆を期待したい。
文化勲章と言えば、
小澤征爾さんにもそろそろ、と思う。
政府もウィーンをやめたあたりのタイミングを考えているのだろうか。