naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

TRY-TONE 「A Cappella 70's Collection For Lovers」

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今、先週買ってきた、TRY-TONE(トライトーン)の新しいアルバム「A Cappella 70's Collection For Lovers」を聴いている。

TRY-TONEは、アカペラのコーラスグループである。
  トップ   松永ちづる
  セカンド  渡辺 愛香
  サード   多胡  淳 (リーダー)
  4th   北村 嘉一郎
  バス    青木  肇
女声2人、男声3人の5人組。
早稲田大学のアカペラコーラスサークルがルーツらしい。

このグループとの出会いは、まったくの偶然だった。

99年11月のことだ。
当時、浦安オケの仲間内で、弦楽四重奏を組んでいて、合宿練習をやろうということになった。
お台場のホテルに泊まり、メンバーの一人が用意した、高層マンションの集会室みたいなところで練習した。
練習を終えて、どこかで夕食をとって解散しようと、ぶらぶら歩いていたら、確かデックスだったと思うが、コーラスが聞こえてくる。どうも生歌らしい。
時間の制約がある訳でもないので、行ってみることにした。それがTRY-TONEだった。

コーラスももちろんうまかったが、曲の合間に、北村嘉一郎さんのヴォイス・パーカッションが披露され、楽器の音はもとより、飛行機の離陸音などのまねまで聴かせてくれたのだが、それがすばらしく、メンバー一同、いっぺんにこのグループが気に入ってしまったのだった。

彼らは目黒のブルースアレイジャパンで定期的にライブをやっていて、以後、この弦楽四重奏のメンバーや妻と何度か聴きに行った。
アルバムが出れば、大体買っている。

今回の新作、「やさしく歌って」「コパカバーナ」「ウィア・オール・アローン」「遙かなる影」など、70年代の洋楽の名曲が11曲収められている。
相変わらず、魅力的な声、完璧なコーラスワークで、嬉しい。

久しぶりにライブに行きたくなった。

それにしても、テレビとかでふれることのないグループである。
お台場でのまったくの偶然の出会いがなかったら、こうして今、彼らの新作を聴いていることはなかったはずだ。
出会いというのは、本当に不思議なものだ。

   出逢いはいつでも 偶然の風の中  ~ 「天までとどけ」 さだまさし

※TRY-TONE オフィシャル・サイト
   http://www.try-tone.net/

[ライブ情報]
   上記サイトを見ていたら、舞浜イクスピアリでの無料ライブを発見。
      06年12月16日(土) 17:30~(約30分)
      イクスピアリ 2階セレブレーションプラザ
      入場無料
   TRY-TONEをまだご存知でない、お近くの方、是非いらしてみて下さい。
   素晴らしいですよ!