naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~GP、返し一切なしの通し練習

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  大ホールの入口にはクリスマスツリーが



日 時 : 06年11月25日(土) 18:40~20:30
場 所 : 浦安市文化会館大ホール
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : モルダウ、だったん人、チャイ5(1~4楽章)、アンコール
弦人数 : 14・12・10・10・6

有志のロビーコンサート、弦楽合奏の練習を終えて、文化会館へ。
本番前日のGPである。

本番前日の今日、ヴィオラは団員もエキストラの皆さんも全員が出席。初めて5プルト10人が揃った。
弦の他のパートも、ほぼ全員が揃っている。

このGPと、本番当日の午前、どちらかを通し合奏とつまんだ返しにするとの話だったが、GPが通し合奏になったらしい。

文字通りの通し演奏だった。
指揮者は途中一度も止めず(オケも止まることなく)、どの楽章もすべて通した。
そして、返しは一切なし。
これまで何人もの指揮者で演奏会を行ってきたが、こういうGPは初めてだ。

お客さんは入っていないが、指揮者の棒が振り下ろされたが最後、曲の最後まで演奏しきるということで、何か演奏会の本番のような気持ちになる。

で、個人的には・・・。

「まったく弾けねえ!」

こうして初めて本番仕様で弾いてみると、スタミナの持ち加減もわかる。
例えばチャイ5の3楽章で、細かい16分音符のポジションを最近変えた。その方が弾きやすいと思ったからで、実際その後の練習でも調子がよかったのだが、こうして本番曲順の通しで演奏してくると、チャイ5の3楽章の時点では、その改良したつもりのポジションで弾くには、左手の指が疲れていて、もくろみ通りにまわらなくなっていることが初めてわかった。

モルダウ」も相変わらず疲れて指がまわらないし。

比較的何とかなったのは弾きなれているチャイ5くらいだった。

うーむ。本番前日だというのに。考え込んでしまった。
明日は少し早く行ってさらうことにした。最後のあがきとも言えるが、やれることはやらないと。

午前中のステリハは、GPとは逆に、通しはなしで、GPの通し合奏で問題になったところをつまんでやるそうだ。
Y先生によると「本当にずいぶんよくなったが、気になるところをもうひとひねりやりたい」とのことだった。

舞台のバラしがないので、楽器と楽譜、スコアを楽屋に預けて、急いで表に出る。
20:40の最終のおさんぽバスに間に合った。
居合わせたヴィオラのメンバーと新浦安へ。
たまたま一緒に乗っていた女性の乗客の方が、「明日のリハーサルだったんですか」と話しかけてこられた。
本番を聴きにきて下さる予定だとおっしゃる。ありがたいことだ。

ともかくともかく本番。
冷静に。
楽しんで。
頑張って。

※練習往復のレコード
   カラヤン チャイ5(65年録音)、眠りの森の美女(71年録音)
   小澤征爾=ボストン響 チャイ5
   小澤征爾=シカゴ響 だったん人、シェエラザード