naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~今年初めての合奏

日 時 : 07年1月21日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 団内指揮者K氏
内 容 : 合奏
曲 目 : コリオラン、くるみわり、ショス5(1・2・4楽章)
弦人数 : 6・6・3・8・1(コ・く)→5・6・3・8・2(シ)

練習始めの先週は分奏だった。
今日は今年初めての合奏。
団内指揮者K氏の指導で、5月の定期演奏会の曲を曲順に。

今度の曲は、12月前半に2回合奏をやっているが、それ以来。
私は、2回の内1回は欠席してしまった。個人的には、初回の譜読み以来になる。1ヶ月以上たっている。

コリオラン。
少し曲に慣れてきた。
短い曲だし、弾くのは初めてでも聴く方は長年聴いているので、よく知っている気がして、何となく軽く見てしまう(不遜な話だが)。
しかし、やはり弾いてみれば、これも「ベートーヴェン」。シンフォニーを弾くのと同じように、引き込まれる。
今日、弾いていて特に感じたのは、ベートーヴェンという作曲家は、どの作品を弾いていても、「ベートーヴェンという人がどんな人だったかわかるような気がする」ということだ。
他の作曲家も、もちろんそれぞれの音楽の個性は感じるのだが、ベートーヴェンの場合に限って、弾いていると、何か、自分自身がベートーヴェンという人と会ったことがある、ベートーヴェンという人を知っているような気がするのだ。他の作曲家ではそういうことはない。
説明しにくい感覚なのだが、弾いている音楽を通して、作った人物と会話をしているような、そんな感じがする。

くるみわり。
大変なのは「小序曲」。チェロバスがないから、ヴィオラが目立つ。チャイコフスキーには珍しい軽やかな音楽なので、そのキャラクターを出せるかどうか。
それ以外の曲は、まあ大丈夫だろう。合いの手を入れるだけの曲も多いので、楽しんで弾けそうだ。
最後の「花のワルツ」は、今日のところは、皆が好き勝手なテンポでやりたいように演奏して、何かバラバラな合奏だった。組曲中で特に有名だし、我々のオケでも最近アンコールでとりあげたりしているので、そうなるのだろう。でもまあ、これからまとまっていくだろうと思うが。

ショス5。
やっぱり大変な曲だ。ヴィオラの場合、3楽章と4楽章は、白玉が多くてそうきつくないページもあるのだが、やっぱり1楽章が一番問題かな。
練習番号12番の目立つところと、15番の高音。
何とかしなくちゃなあ。今日は団員3人とも出席だったので、心強かったが・・・。
今日は時間が足りず、3楽章はできなかった。

来週は分奏、その次がまた合奏だ。そしてその翌週は合宿がある。

ところで、今日はニュースが一つ。
ホルンのS氏が久方ぶりに復帰されたのだ。
S氏は、私が入団した頃から在籍していたが、ここ数年、お仕事の都合でか、オケから遠ざかっておられた。
S氏のお仕事は、フレンチ・レストランのシェフで、昨年の4月に、オケ仲間で本郷までディナーを食べに行ったことがある。
   http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/32966485.html
日曜日に仕事が休めるようになったとのことで、本当に久しぶりの復帰。
嬉しいことだ。

※練習往復のレコード
   バーンスタイン ショス5(79年録音)
   ザ・ビートルズ LOVE