naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

妙に耳について離れない

ちょっと聴いただけなのに、すっと自分の中に入ってくる音楽がある。

今の私にとって、秋川雅史の「千の風になって」がそれだ。

私は、この曲、最初から最後までちゃんと聴いたのは、後にも先にも昨年大みそかの「紅白歌合戦」の時だけだ。
不勉強で申し訳ないが、こういう歌手がいるんだ、こういう曲があるんだ、そういうレベルの認識だった。

その後、年が明け、紅白がきっかけで、この曲がオリコンのチャートを上昇したというニュースを、「めざましテレビ」などで何度か見た。
ニュースの映像に、サビの「千のか~ぁぜになああって~」のメロディがかぶるのを、何度か聴いた。

それだけなのだ。

なのに。
今日の昼も、いつも行く日本橋の整形外科へ、膝のマイクロ波治療に行こうと歩いていて、ふと気がついたら、「千のか~ぁぜになああって~」のメロディが頭の中を鳴っている。
自分で歌うまではさすがにいかないのだが、ふりはらってもふりはらっても、気がつくと鳴っている。

このメロディには、よほど頭に入りやすい特性があるんだろう。
と思う。