子供の頃からの相撲ファンで、今も会社勤めの生活をしつつ、毎日NHKの相撲放送を見ているわけだが、自分が勝手に好きで見ているとはいえ、これも色々大変なのだ。
相撲が放送されているその時間帯に、家でテレビを見られるのは、場所の内、1日か2日だ。
平日は当然無理だし、日曜日はオケ練で出かけている。
結局、たまたま家にいられる土曜日や祝日を除けば、録画したものを夕食時に見る、という生活だ。
平日は当然無理だし、日曜日はオケ練で出かけている。
結局、たまたま家にいられる土曜日や祝日を除けば、録画したものを夕食時に見る、という生活だ。
ヒマな生活だった学生時代は、毎日テレビで相撲を見ることに、さほどのこだわりはなかった。
その気ならできたはずだが。
その気ならできたはずだが。
会社に入ると、平日は無理という生活になった訳だが、個人がテレビ番組を録画して後で見ることなどまだできない時代である。
相撲は、休日には見るけど、平日はニュースで結果を見るもの、ということが当たり前だった。
オンタイムで見られる時にしか見られない。それ以上の望みなど抱きようがない時代だったわけだ。
相撲は、休日には見るけど、平日はニュースで結果を見るもの、ということが当たり前だった。
オンタイムで見られる時にしか見られない。それ以上の望みなど抱きようがない時代だったわけだ。
その後、現場事務所の勤務になってからは、事務所の食堂にテレビがあったから、17時からの1時間くらいは、食堂で相撲を見て、また仕事に戻るというようなことができるようになった。
この現場勤務の時代に今のマンションに所帯を持ち、ビデオデッキも持ったので、大きく環境が変わり、ここから、言ってみれば、自らに課すレベルが高くなった。
毎日、録画した放送を見る、ということを自らに課すようになったわけだ。
そんな生活がもう20年以上になる。
毎日、録画した放送を見る、ということを自らに課すようになったわけだ。
そんな生活がもう20年以上になる。
ほんとに、自分が好きでやってる世界なので、こういうことを言うのはおかしいのだ。
自慢にもならないし、愚痴をこぼす筋合いでもないのだが、でも「毎日相撲を見る」って大変なのだ。
自慢にもならないし、愚痴をこぼす筋合いでもないのだが、でも「毎日相撲を見る」って大変なのだ。
基本的に、16時から2時間録画することにしていて、前半の取組は、仕切りをある程度飛ばしながら、時間を節約して見るが、大体1時間半くらいはそれでもかかる。
残業で遅くなる日もある。
予定、予定外の飲み会で酔っぱらって帰ってくる日もある。
それから、前にビデオデッキについて書いたが、少し前までは、テープでの録画。ハードディスク録画ではなかったから、家に帰ってきても、その時に別番組を録画していれば、その間は相撲が見られないのが当たり前だった。
予定、予定外の飲み会で酔っぱらって帰ってくる日もある。
それから、前にビデオデッキについて書いたが、少し前までは、テープでの録画。ハードディスク録画ではなかったから、家に帰ってきても、その時に別番組を録画していれば、その間は相撲が見られないのが当たり前だった。
それから、何といっても出張。
泊まりがけの出張の時は、できるだけホテルの部屋で「幕内の全取組」を見るように努めるが、さすがに自分の都合だけで動けない(出張先で飲み会があったり、ホテルが相部屋だったり)こともあるので、見られない日はどうしても出てくる。
まあ、これはやむを得ない。「幕内の全取組」を家で録画しておいて、戻ってからまとめて見ることもある。
泊まりがけの出張の時は、できるだけホテルの部屋で「幕内の全取組」を見るように努めるが、さすがに自分の都合だけで動けない(出張先で飲み会があったり、ホテルが相部屋だったり)こともあるので、見られない日はどうしても出てくる。
まあ、これはやむを得ない。「幕内の全取組」を家で録画しておいて、戻ってからまとめて見ることもある。
好きで見ている本人が大変だと思っているくらいなので、妻にとってはこれは苦行である。
毎日の夕食時、好きなテレビは見られないのだから。
もともと相撲には何の興味もなかった妻である。
場所が始まる前から、「この間千秋楽だったのに、もう場所が始まるの」と、ブルーになっている。
(しかし、その妻も、脇で仕方なしにかれこれ20年以上も相撲を見ていると、まさにこれは「門前の小僧」で、並の相撲ファンよりは充分詳しいレベルになってくる。非常に鋭い見方をすることもあって、びっくりする)
毎日の夕食時、好きなテレビは見られないのだから。
もともと相撲には何の興味もなかった妻である。
場所が始まる前から、「この間千秋楽だったのに、もう場所が始まるの」と、ブルーになっている。
(しかし、その妻も、脇で仕方なしにかれこれ20年以上も相撲を見ていると、まさにこれは「門前の小僧」で、並の相撲ファンよりは充分詳しいレベルになってくる。非常に鋭い見方をすることもあって、びっくりする)
ということで、15日間の場所が終わると、妻も私もほっとするのである。
肩の荷が下りる、というのはこういうことを言うんだろうと思う。
肩の荷が下りる、というのはこういうことを言うんだろうと思う。
好きで見ているくせに、おかしいと思われるであろう。
確かにおかしいのだ。
勝手に相撲が好きで見るのに、大変だ、というのは。
確かにおかしいのだ。
勝手に相撲が好きで見るのに、大変だ、というのは。
だったら見なきゃいいじゃないか、と思われるであろう。
確かにそうなのだ。
しかし、今日もどうしても見なきゃいけないのだ。
ビョーキである。
確かにそうなのだ。
しかし、今日もどうしても見なきゃいけないのだ。
ビョーキである。