｢パークシティグランデ新浦安｣街開きイベントでミニコンサート

　　(写真上)会場となった｢キッチンスタジオ｣。奥がキッチンになっている。
　　(写真中)キッチンではワインのテイスティングと野菜の試食会。
　　(写真下)会場入口には来週の定期演奏会のチラシを置いてしっかり宣伝。

19日(土)、順天堂大学浦安病院通院後、父母と別れて、タクシーで｢パークシティグランデ新浦安｣へ。

新しいマンションなので、名前を言ってもタクシーの運転手さんはわからず、持っていた地図を見せながら行く。

このマンションは、新浦安駅の南側、いわゆるマリナーゼの方々がお住まいの、海寄りの地区にある。
550世帯の高層マンションに、ホテルや介護付有料老人ホームが併設されている。

19日は、その街開きイベント。

構内では、敷地入口の一角には、屋台の車がいくつも並んでおり、オリエンテーリングやワインのテイスティング、ベリーダンスショーなどの催しものが行われる。

その一環として、我々浦安シティオーケストラが、地元のオケとして参加。
｢キッチンスタジオ｣という施設でのミニコンサートと、別のラウンジでの木管五重奏のコンサートを行ったのだ。

9:30から、そのキッチンスタジオに集合してリハーサル。
このキッチンスタジオというのは、住民が自由に利用できるもののようで、名前のごとくキッチンがついていて、フロアには椅子とテーブルが置かれている。
ここで会合や交流の集まりなどをするのだろう。

今回のイベントでは、キッチンでは、何人もの女性が、ワインのテイスティングと野菜の試食会の準備中。
フロア側では、我々の演奏会が午前午後ある他、ベリーダンスショー、花架拳(かかけん)の演舞が行われ、その脇で、来場者はワインや野菜を賞味できる、という趣向らしい。

リハーサルは順調に済み、11:00と15:15の２回公演、各１時間程度のミニコンサートを行った。

指揮は団内指揮者のＫ氏。
午前と午後では、多少曲順を変更したが、演奏したのは以下の曲目。

・モーツァルト　アイネ・クライネ・ナハトムジーク　第１楽章　※弦楽合奏
・ベートーヴェン　七重奏曲　第１楽章　※室内楽
・アルビノーニ　オーボエ協奏曲ニ短調　第１楽章　※Ｈ団長ソロ＋弦楽合奏
・となりのトトロ～｢となりのトトロ｣から　※弦楽合奏
・いつも何度でも～｢千と千尋の神隠し｣から　※弦楽合奏
・千尋のワルツ～｢千と千尋の神隠し｣から　※弦楽合奏
・世界の約束、人生のメリーゴーランド～｢ハウルの動く城｣から　※弦楽合奏
・チャイコフスキー　｢くるみわり人形｣から｢小序曲｣｢アラビアの踊り｣｢葦笛の踊り｣　※オケ
・踊り明かそう～｢マイ・フェア・レディ｣から　※弦楽合奏
・星に願いを～｢ピノキオ｣から　※弦楽合奏

ＭＣはＨ団長が担当。来週の定期演奏会の宣伝もしっかり。キッチンスタジオの入口にはチラシも大量に置いた。さて、このＰＲの成果で来週はお客さんが増えるかな。

午前も午後も、たくさんの方が聴いて下さった。子供がたくさん聴いてくれたのが嬉しい。
限られた回数の練習だったが、まあまあの演奏ができたのではないかと思う。
でも、個人的には、ベートーヴェンのゼプテットだけは、事前にさらわずにぶっつけ本番だったので、午前の公演はさんざんな出来。
反省して、午後は、本番前に楽屋でさらってちょっと持ち直した。
くるみわりの｢葦笛｣は、オケの座席配置の加減で、ヴィオラの席からフルートが正面に見える。
３本のフルートを見ながら弾くというのは、日頃の正規配置ではできないことで、これがとても楽しく、面白かった。

午前と午後の合間の時間には、ベリーダンスショーを見たり、木管五重奏のコンサートを聴きに行ったりして過ごした。

木管五重奏組は、グノーのフューネラル・マーチ、わらべ歌メドレー、ガーシュインの｢アイ・ゴット・ザ・リズム｣、ビゼーのカルメン・メドレーを演奏。
とてもよかった。こっちのラウンジにも多くの方が聴きにこられていた。

午後の公演には、いつもブログとmixiで仲良くさせていただいている、ぱんださんが、三つ子のお子さんたちを連れて聴きにきて下さった。
このすぐ近くにお住まいなのだそうだ。
元気そうな子供たち。楽しかったと言ってくれた。
ぱんださん親子は、来週の定期演奏会にもきて下さる。ありがたい。

朝のリハーサルの時点では雨がぱらついていたが、午後には晴れて、街開きイベントには気持ちのいい天気になった。

こういうイベント参加は、何となく心がはずむ。
演奏も楽しくできたし、いい１日だった。

※往復のレコード
　　　ザ・ビートルズ　1967－1970(青盤)
　　　ＣＨＥＭＩＳＴＲＹ　ＡＬＬ　ＴＨＥ　ＢＥＳＴ