naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

My Favorite ルロイ・アンダーソン

好きな作曲家は何人かいるが、ルロイ・アンダーソンは、私が偏愛している作曲家だ。

中学か高校の頃、木更津音楽協会の主催で、東京吹奏楽団の演奏会があり、この中で、「タイプライター」や「サンドペーパー・バレエ」などを聴いたのが、今日までハマり続けるきっかけになった。

大学の時、ヴァンガードから廉価盤で出ていた、モーリス・アブラヴァネル指揮ユタ交響楽団の「アンダーソン作品集」を、何度も何度も聴いた。
その後、アーサー・フィードラーや、レナード・スラットキンの演奏も買ったが、今一つピンとこないところがあり、今もってアブラヴァネル盤が、私にとっては一番だ。

私はアメリカという国のカラーというか雰囲気が好きで、まだヨーロッパには一度も行ったことがないが、アメリカには、プライベート、出張で何度も行っている。

アンダーソンの音楽も、いかにもアメリカ、という軽快さ、明るさが好きなのだ。
アンダーソンは、アメリカのヨハン・シュトラウスと言われる。
色々な小物を使うアイデア豊富なところは、確かにそうだと思う。

だいぶ以前に、千葉市の若葉シンフォニーオーケストラという団体にエキストラで何度か弾きに行っていた。
ある時の演奏会で、オール・アメリカ・プロの演奏会が企画された。
この中で、コープランドバーンスタインの作品と一緒に、アンダーソンの曲を何曲か演奏する機会を得たのは、私にとっては貴重な経験で、今でも大切な思い出だ。あれは本当に楽しかった。

今これを書きながら流しているのは、MCAから出ている、自作自演の2枚組。