安美錦は低く当たって豊ノ島を突き起こして先手をとり、左四つ。
豊ノ島も下手から投げて対抗、この投げが強く、安美錦もぐらついたがこらえ、右前まわしをひきつけて頭をつけ、ひじを締めての出し投げもまじえながら、うまく崩して寄った。
巧者同士の相撲だったが、安美錦の技能がまさった。
豊ノ島も下手から投げて対抗、この投げが強く、安美錦もぐらついたがこらえ、右前まわしをひきつけて頭をつけ、ひじを締めての出し投げもまじえながら、うまく崩して寄った。
巧者同士の相撲だったが、安美錦の技能がまさった。
魁皇に豊馬将は、豊馬将が立ち合いつっかけ。
再度の立ち合いで、浅く二本のぞかせながら、東土俵に走ったが、魁皇は相手の左をかいなひねり気味にしながら、土俵際左からの突き落とし。
ややきわどかったが、豊馬将の左ひざがわずかに早く落ちた。
豊馬将2敗。
魁皇はこれで勝ち越しと、歴代単独4位の通算勝ち星873勝目。大鵬を抜いたのだから立派なものだ。
再度の立ち合いで、浅く二本のぞかせながら、東土俵に走ったが、魁皇は相手の左をかいなひねり気味にしながら、土俵際左からの突き落とし。
ややきわどかったが、豊馬将の左ひざがわずかに早く落ちた。
豊馬将2敗。
魁皇はこれで勝ち越しと、歴代単独4位の通算勝ち星873勝目。大鵬を抜いたのだから立派なものだ。
琴欧洲と雅山は、立ち合い当たって、両者に距離が出たところを、琴欧洲が土俵中央ではたいて決めた。
琴欧洲としては、懐の深さを生かした相撲で、余裕があった。決していい相撲とは言えないが、悪い相撲とも言えない。まずまずの内容。
琴欧洲としては、懐の深さを生かした相撲で、余裕があった。決していい相撲とは言えないが、悪い相撲とも言えない。まずまずの内容。
昨日初黒星を喫した白鵬は、仕切っている表情を見ると、横綱として一つ負けたことでの重さを痛感しているように感じられた。
安馬が、立ち合い左にまわって先に左上手をとったが、白鵬の圧力が強かったため、自分からバランスを崩した形で倒れた。
白鵬は、今日のところは問題ないが、安馬の自滅に救われたとも言える。
安馬が、立ち合い左にまわって先に左上手をとったが、白鵬の圧力が強かったため、自分からバランスを崩した形で倒れた。
白鵬は、今日のところは問題ないが、安馬の自滅に救われたとも言える。
さて、単独トップに立った琴光喜が、26連敗中の朝青龍に挑む結びの一番。
これに勝てば、大関昇進はまず確定という相撲だったが、結果はまた通じず。
立ち合い朝青龍がちょっと右に動きながら、右上手をとり、左四つに組み止めた。
今場所、琴光喜も自分から左四つにいく相撲が何番かあったし、左四つでとれないことはないのだが、この一番に関しては、朝青龍が先手をとって動いての左四つだけに、勝手が悪い。
右まきかえをねらったが果たせず、やむなく両まわしをとって、がっぷり左四つの引きつけ合いとなった。
しかし、琴光喜はここから動いて朝青龍ペースの相撲を崩すことがやはりできず、最後は朝青龍の右上手投げにきれいに転がされた。
やはり、今日の相撲に関しては、先手がとれなかったことがすべてだ。
仮に左四つになるにしても、自分のペースで動いて相撲をとれていれば、展開も違っただろう。
本来は、今場所いい突きが出ていたのだから、多少突いて出て、二本差しをねらうのがよかったのだろうが、それができなかったのは、やはり苦手意識だろうし、横綱の方がそれをさせなかったとも言える。
朝青龍は、昨日今日と非常にいい相撲になってきた。
これに勝てば、大関昇進はまず確定という相撲だったが、結果はまた通じず。
立ち合い朝青龍がちょっと右に動きながら、右上手をとり、左四つに組み止めた。
今場所、琴光喜も自分から左四つにいく相撲が何番かあったし、左四つでとれないことはないのだが、この一番に関しては、朝青龍が先手をとって動いての左四つだけに、勝手が悪い。
右まきかえをねらったが果たせず、やむなく両まわしをとって、がっぷり左四つの引きつけ合いとなった。
しかし、琴光喜はここから動いて朝青龍ペースの相撲を崩すことがやはりできず、最後は朝青龍の右上手投げにきれいに転がされた。
やはり、今日の相撲に関しては、先手がとれなかったことがすべてだ。
仮に左四つになるにしても、自分のペースで動いて相撲をとれていれば、展開も違っただろう。
本来は、今場所いい突きが出ていたのだから、多少突いて出て、二本差しをねらうのがよかったのだろうが、それができなかったのは、やはり苦手意識だろうし、横綱の方がそれをさせなかったとも言える。
朝青龍は、昨日今日と非常にいい相撲になってきた。