naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

やっと・・・おかげさまで。

マジック1となっていたジャイアンツ、今日2日(火)、スワローズにサヨナラ勝ちで、優勝を決めましたっ!!!!!

って、大騒ぎしたいところですが、いやあ、苦しいゲームでしたねえ。

今日も、会社帰りに、携帯電話、iモードで試合経過をチェック。
3-3の同点か。

以後、ウォークマンで、オフコースの「NEXT」や「SELECTIONⅢ」を聴きながら電車に乗って帰り、Yahooを見ると、3-4、1点のビハインドで、残り2イニング。
う、苦しい。

今日は、テレビの中継がないので、ラジオで戦況にかたずを飲む。

必勝を期して先発の内海は、今ひとつだったようだが、二番手に木佐貫を登板させて、総力戦の構え。

8回は、高橋由伸が出塁しながら、谷が凡退して無得点。

そして9回。
ラジオの解説の柴田勲氏は、アナウンサーともども、あからさまにジャイアンツ寄りの放送。
ところが、デッドボールの小笠原の代走、鈴木尚の牽制死あたりから、ジャイアンツ寄りがかわいさ余ったか、だんだん、拙攻を批判するようになり、二岡の送りバントも疑問だと非難。
1塁が空いて、次の阿部が歩かされると、こうなるんだから、攻め方がおかしいと、さっきまでとは手のひらを返したような解説で、非常に可笑しかった。

しかし、続く矢野が何とかピッチャー返しのヒットでつなぎ、バッターは清水。
倒れれば、優勝はお預けという場面で、清水はショートへのゴロ。
やられたか、と思ったが、ショート宮本の悪送球で、二者生還のサヨナラとなった。

優勝を決めるサヨナラゲームにしては、正直ショボいというか、そんな感じだ。
清水の当たりがクリーンヒットだったら、スカッとしただろうが、勝負としては討ちとられたのだし。
打球のバウンドが高かったのが、宮本の悪送球を誘った。
宮本は悔しかったことだろう。
その前の矢野の当たりもボテボテだったし。

要は、冴えない当たりを、必死に1塁に走って生きた、という連続でのサヨナラ。
矢野も、清水も、決勝ホームインの阿部も、みんなヘッドスライディングだった。

このゲーム、今年のペナントレースをそのままあらわしたような試合だったと思う。
ともかく苦しかった、という意味で。

苦しい苦しい試合展開の中で、最後、全然かっこよくなかったが、何とかサヨナラでスワローズをうっちゃった、今日のゲーム。

ドラゴンズ、タイガースとの苦しい苦しい三つどもえで、もうだめだ、もうだめだ、と何度も思いながら、最後の最後、逃げ切った優勝争い。

もう、へっとへとでゴールに倒れ込んだ、という感じだ。

2000年の優勝決定ゲーム、ドラゴンズに0-4の9回裏、江藤の満塁ホームランで同点に追いつき、続く二岡がサヨナラホームランという、野球漫画もどきの、まさに劇的な優勝を思い出す。

あれとは、全然違って、すっきりとした決まり方ではなかったが、これはこれで値打ちがある、とも思える。

今日も、先のドラゴンズ3連戦と同様、東京ドームでのホームゲームだったことが大きかったと思う。
三番手の野間口が好投したのも見逃せない。サヨナラだから勝ち投手。これで負けなしの4勝だ。終盤突然出てきたラッキーボーイの存在は大きかったと思う。

さて、5年ぶりの優勝。めでたい、めでたい。
当然、クライマックスシリーズを制して、日本シリーズに出てもらわねば。
勝率1位でないチームが日本シリーズに出るなんて、やっぱりおかしい。

日本一への道のりは、まだまだ遠いが、がんばってほしい。

それにしても、東京ドームでの優勝決定試合を中継しなかった日本テレビ
来年は考えてもらいたいなあ。