13日目にして、やっと満員御礼。どうかすると、1回も出ないのではないかと思ったが。
46歳で現役最年長、戦後の最年長力士としての記録も持つ、序二段の一ノ矢がとうとう引退を発表。
最高位は東三段目6枚目、24年間の取的生活という生き方をどう評価していいのか、難しいところだが、毎場所、スポーツ新聞の相撲欄の「幕下以下の注目力士の成績」を見て、成績を気にはしていた。
そこから名前が消えるのはやはりさみしい。
最高位は東三段目6枚目、24年間の取的生活という生き方をどう評価していいのか、難しいところだが、毎場所、スポーツ新聞の相撲欄の「幕下以下の注目力士の成績」を見て、成績を気にはしていた。
そこから名前が消えるのはやはりさみしい。
土佐ノ海=若ノ鵬
若ノ鵬が勝ち越し。
しかし、何度も書いてきたが、この人といい、把瑠都といい、相撲の基本がまだちゃんと身についていないところがある。そういう段階の力士が、幕内に上がってきてしまう状況を、どう考えたらいいのか。
かつての外国人力士、高見山や小錦の場合は、圧倒的な体重差を武器にした突き押し相撲で、下位力士を蹴散らしてきたところがあった。
しかし、今の外国人力士にそういう側面はない。とすると、彼らの基本不備の部分を突けず、敗れてしまう日本人力士自体にも、基本に欠けるところがあるということなのだろうか。
若ノ鵬が勝ち越し。
しかし、何度も書いてきたが、この人といい、把瑠都といい、相撲の基本がまだちゃんと身についていないところがある。そういう段階の力士が、幕内に上がってきてしまう状況を、どう考えたらいいのか。
かつての外国人力士、高見山や小錦の場合は、圧倒的な体重差を武器にした突き押し相撲で、下位力士を蹴散らしてきたところがあった。
しかし、今の外国人力士にそういう側面はない。とすると、彼らの基本不備の部分を突けず、敗れてしまう日本人力士自体にも、基本に欠けるところがあるということなのだろうか。
出島=若麒麟
若麒麟が、元大関に臆せずよく突き起こして西へ攻め込んだが、出島も弓なりになりながら、さすがに今場所好調なだけによく残し、左を差して逆襲。
これで9勝。2ケタも夢ではなくなってきた。三役復帰は堅い。
若麒麟が、元大関に臆せずよく突き起こして西へ攻め込んだが、出島も弓なりになりながら、さすがに今場所好調なだけによく残し、左を差して逆襲。
これで9勝。2ケタも夢ではなくなってきた。三役復帰は堅い。
琴奨菊=豊ノ島
琴奨菊が三役で初めての勝ち越し。
立ち合い豊ノ島のもろ差しねらいを封じて、左四つに組み勝ったのがよかったが、その後の寄り身では、いつもより腰の低さがなく、勝負をつけきれなかった。最後は投げで決めたが、勝ち越しへの意識があったのか。
琴奨菊が三役で初めての勝ち越し。
立ち合い豊ノ島のもろ差しねらいを封じて、左四つに組み勝ったのがよかったが、その後の寄り身では、いつもより腰の低さがなく、勝負をつけきれなかった。最後は投げで決めたが、勝ち越しへの意識があったのか。
千代大海=把瑠都
優勝争いのトップを並走する2敗同士の対戦は、大関の完勝。
千代大海が、立ち合いいい当たりからの突きで、把瑠都に横を向かせた。
把瑠都は、やはり立ち合いが高い。踏み込まず、当たらずで、伸び上がるような立ち合いでは、どうにもならない。
千代大海は勢いが衰えない。これで明日の横綱戦も楽しみだ。
優勝争いのトップを並走する2敗同士の対戦は、大関の完勝。
千代大海が、立ち合いいい当たりからの突きで、把瑠都に横を向かせた。
把瑠都は、やはり立ち合いが高い。踏み込まず、当たらずで、伸び上がるような立ち合いでは、どうにもならない。
千代大海は勢いが衰えない。これで明日の横綱戦も楽しみだ。