naokichiオムニバス

67歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

1月場所千秋楽の土俵から(2)


殊勲賞 稀勢の里安馬
敢闘賞 豪風
技能賞 鶴竜

この顔ぶれは妥当だが、私としては、朝赤龍に是非技能賞をとらせたかった。技能賞二人でもいいじゃないか。
あと、旭天鵬も何かとってもよかったのではないかな。一時は優勝争いのトップにいたわけだし。
まあ、朝赤龍旭天鵬とも、千秋楽は負けて、10勝止まりで終わったので、結果としてはこれでいいとも言えるが・・・。

番付予想

<三役>
       東     西
  横綱  白鵬    朝青龍
  大関  琴欧洲   琴光喜
  大関  魁皇    千代大海
  関脇  安馬    琴奨菊
  小結  稀勢の里  豪風

  ※陥落 安美錦、出島

琴奨菊が8勝止まりだったら、東筆頭で10勝の稀勢の里が関脇だっただろうが、朝赤龍を破って9勝したので、琴奨菊が関脇。
西の小結が難しい。西4枚目で10勝の朝赤龍と、東7枚目で12勝の豪風のどちらをとるか。朝赤龍琴奨菊に勝って11勝なら有利だったのだが。
平幕ではめったに出ない12勝の方を評価して、豪風か。

<幕内と十両の入れ替え>

幕内からの陥落は、西13枚目(下に3枚)で3勝12敗の玉乃島、西14枚目で1勝の後休場の霜鳳の二人が間違いない。
微妙なのは、西12枚目(下に4枚)で5勝10敗の土佐ノ海。普通なら十両陥落だが、今場所は十両の上位に大勝ちした力士がいない。
入幕が濃厚なのは、西2枚目で8勝7敗の龍皇、東3枚目で9勝6敗の境澤。
仮に土佐ノ海を落とすなら、西3枚目で8勝7敗の白露山か。

十両と幕下の入れ替え>

幕下上位、4枚目までに勝ち越した力士が6人もいる。
しかし、十両から落ちる力士が少ない。
陥落が間違いないのは、十両最下位、東西14枚目の若荒雄(7勝8敗)と栃乃花(引退)。
微妙なのは、東12枚目(下に2枚)で6勝9敗の里山と、西10枚目(下に4枚)で5勝10敗の安壮富士
上がるとすると、まず幕下東筆頭で5勝2敗の旭南海と、東2枚目で4勝3敗の磋牙司か。
それに次いでは、西2枚目4勝3敗の武州山、東3枚目で4勝3敗の若天浪。
若天浪は、今日の片山戦に敗れて5勝目を逸したのが痛かった。
あるいは西3枚目で5勝2敗の北勝国をとる考えもあるか。
30連勝の土佐豊(東4枚目で5勝2敗)は、ちょっと難しそうだ。

関脇以下各力士寸評

安馬   大関挑戦は、もう少し地力をつけてから。
琴奨菊  とにかく、右膝のケガをちゃんと治すこと。
稀勢の里 今場所、何かをつかんだと思う。来場所以降もそれが出ることを期待。
時天空  もっと突っ張る相撲を。
豊ノ島  前半の相撲内容からは、負け越しは意外。力はついている。来場所に期待。
豪栄道  来場所が土俵人生の中で一番大事。下がったところで大勝ちしないと。
朝赤龍  三役定着の力はある。うまくてしぶとい相撲を来場所も。
把瑠都  どういう相撲をとるのか、しっかり考えて。そろそろ爆発しないと、タダの人。
豊馬将  ここの2場所の大不振の原因は何? 来場所が正念場。何とか下で大勝ちを。
鶴竜   本当に力をつけた。来場所が楽しみ。年内に三役昇進を。
豊響   入院の影響で力出し切れず。来場所の出直しを期待。
若ノ鵬  2ケタ勝って来場所は幕内上位。早く相撲の厳しさを知ってもらいたい。
旭天鵬  衰えまったくなし。まだまだ上位でがんばってほしい。
栃煌山  そろそろ存在感見せないと、タダの人。ツラ相撲、ムラをなくすのが課題。
市原   市原の相撲というのは、こんなものなのか? 来場所どう変わるか注目。
海鵬   いぶし銀の技能相撲を、来場所も幕内前半戦で見せてほしい。

それにしても大関

大関陣の不振は、今に始まったことではないが、今場所は特にひどい。
  千代大海 0勝8敗7休
  琴光喜  8勝7敗
  魁皇   8勝7敗
  琴欧洲  9勝6敗

4人大関がいて、一人も2ケタ勝てず、4人合計で25勝というのは、いくら何でもひどくはないか。

千代大海魁皇にはそう多くを望めない状況だから、やはり期待するなら、琴光喜琴欧洲なのだが、この二人もどうも・・・。

正直、今場所カド番の琴欧洲には、一度関脇に落ちて出直してもらった方がいいと思っていた。9勝して大関に残ったとは言え、内容はお寒いもので、来場所以降、大関らしい成績をあげられるとは思えない。
琴光喜も、このまま尻すぼみか? 年齢がいっているだけに、懸念がある。

となると、もう、下から若い元気な力士が出てきて、現大関を駆逐してくれるのを期待するしかないのか。

千代大海魁皇の長年の功績は認めるが、優勝するでなく、まして横綱に上がるでなく、カド番も時々交えながら、8勝から10勝というところで、大関在位だけを延ばしているのは、やはり好ましいことではない。
3場所で33勝、つまり1場所平均11勝が、大関昇進の目安とされているが、今の大関の中に、それをクリアできている者はいない。
昇進口上で決まって言われる「大関の地位をはずかしめないように」という言葉からすると、要は大関の地位を既に汚しているのは事実。上がったばかりの琴光喜には、まだそれを言うのは早いとしてもだ。

大関の退き時、ということを、考えさせられてしまう。