naokichiオムニバス

69歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ちょっと悲しい・・・

今日の夜のテレビのニュースは、与党が国会に提出した「つなぎ法案」(揮発油税暫定税率2ヶ月延長)の話題が中心。

詳しいこと、正確なところについては不案内なので、税制の話についてはふれない。
(あ、一つだけあるとすれば、原油高でガソリンの価格が高騰していることを背景に、「ガソリンの値下げ策」として、暫定税率の廃止が叫ばれているのは、ちょっと違うのではないか、という気はする)

それはともかくとして、例えば今日の「報道ステーション」での古舘さんの話し方などを聞いていると、何か、「道路を造ること」が、罪悪ででもあるかのように聞こえてしまって、ちょっと悲しい。

私は、道路を造ることを主な業とする会社に勤務している。
私の会社は、企業理念に「たしかなものづくり」を掲げている。
現場では、お客さまに喜ばれ、また道路を利用する皆さまに喜ばれるように、真面目に仕事をしている。

税制の話、あるいは、無駄な道路が造られているかどうか、という議論は、公共工事の発注側に向けてのものであることはわかっている。
当方は、工事を受注し施工する、一民間企業の立場だ。

それでも、というか、施工側にいるからこそというか、やっぱり、「道路を造ること」が悪く言われているような気がしてしまう。
ちょっと悲しい。