naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

身近な事故にまた思う

昨年の暮れ、今勤務している支店の従業員が、もらい事故に遭ったことで、人の命について考えさせられたという記事を書いた。
  ※その過去記事
     http://blogs.yahoo.co.jp/naokichivla/52358089.html

一昨日、今度は、支店の従業員が、加害者の立場になる交通事故を起こした。
オケ練の合奏開始直前に、携帯電話に連絡が入り、席をはずしたのは、この件でだった。

今日4日(火)、その従業員の上司と二人で、面談に行った。

彼の様子をうかがうこと、事故の事実関係を聞くことが目的だった。

従業員夫妻、そして彼の父親の三人と会った。

今は何よりもまず、被害者側に対して、最大限の誠意をもって対応するのが第一であることを話した。

そして、事故の経緯、状況を確認した。

その内容について、ここには書けない。

とにかく思ったのは、被害者の立場になっても、加害者の立場になっても、交通事故というのは、辛く悲惨なものだということだ。

もちろん、被害者が一番気の毒であることはわかっている。突然の災難。

しかし、一瞬のことで、加害者である彼の平和な生活もまた、暗転してしまった・・・。

話を聞いていて、どうにもやりきれない思いになったが、本人の心の奥までは計り知れない。

会社の従業員であるからには、できるだけ力にならなければいけない。
過失、責任。
それはあるにしても、泣きながら話す彼と家族を見ていると、確かに加害者ではあるが、今置かれている状況、心中も、察するに余りある。
彼らに対して、必要な励ましの言葉を伝えるのも、我々としての役目であった。

話を済ませ、その後、事故現場にまわってから会社まで戻った。

言いようのない気持ちだ。

今日1日、自分には何の事故も病気もなく、家に帰って、こうしてパソコンの前に座ることができている。
当たり前のように思うが、改めて考えてみればそのこと自体、神に感謝しなければならないことなのだと思う。

交通事故、電車の事故、突然の病気、災害・・・。
何もなく、平和で1日が終わること、それは、運、天佑、僥倖に支えられたものなのだろうか。

皆さんも、車を運転される時には、どうかくれぐれもお気をつけて下さい。