naokichiオムニバス

66歳会社員。ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

3ヶ月ぶりにご近所アンサンブルに参加

暑さ寒さも彼岸まで、というが、春分の日の千葉は、強い風を伴う雨。冷え冷えとしている。
明日からは暖かくなるのだろうか。

さて、今日は9:00~13:00、恒例ご近所アンサンブルの練習。
傘が飛ばされそうな風の中、マンションの集会室に向かった。

月1回の練習だが、個人的には、1月、2月と都合で欠席したので、3ヶ月ぶり、今年初めてということになる。

弦の5人が久しぶりに全員揃い、クラリネットのSさんと6人での練習。
昨秋、結婚されたヴィオラのTさんと、結婚後にお会いするのは初めてだ。

まず、このところの課題曲、ブラームスクラリネット五重奏曲を。

1楽章から。

いつも思うことだが、やはりブラームスは大変だ。
とにかくリズムの複雑さが、素人のアンサンブル集団にとっては、難物だ。
指揮者がいればまだ違うのだろうが、各自自分の楽譜に夢中になりがちな中で、シンコペーションやら何やら、噛み合いの複雑なこの楽譜をやるのは、まあ、言ってしまえば無謀な話だ。
円熟期の作品であるためなのかどうなのか、「ビートがない」部分が多い。難しさに輪をかける要素だ。

途中、時々止まっては、どこのパートとどこのパートが同じことをやっているか、だとか、どこのパートを受けて次のメロディを弾き始めるのか、などなど、スコアを確認しながら意見を出し合い、未熟ながらも合わせていく。

やっぱり、本当は、スコアをよく勉強して、完全には無理でも、ポイントとなるところは頭に入れていないといけないのだろう。それも全員が。

2楽章へ。
この楽章が、個人的には一番苦手。
冒頭からして、各パートが違うリズムで噛み合う、パズルのような音楽だし、中間部のラプソディックなところは、テンポ、拍子がわからなくなる。
パート譜ではお手上げなので、今日もスコアを譜面台に置いてそれを見ながら弾いた。

それにしてもブラームス
「ひとすじなわではいかない」っていうのは、こういうのを言うんだろう。
こういう音楽を書いたブラームスって、どういう性格だったんだろうね。
ひねくれた、とか意地悪な人ではなかったとは思うが、まあ、少なくとも、竹を割ったような気持ちのいい人だったとは思えない。
やっぱり、内省的で、物事を難しく難しく考える方で、りくつっぽい人だったような気がする。
どちらかと言えば、暗いキャラだったんだろうな。

今日の練習、2時間ずつに分けて、前半はクラ5、後半は弦だけでと決まっていたので、2楽章まででクラのSさんはお帰りになった。

以後、弦5人だけでのアンサンブル。

まず、チェロのIさんが持ってこられた、ハイドンのチェロ協奏曲第1番ニ長調をやる。
Iさんがソロを弾かれるので、弦は5人いることだし、私がチェロのオケ用の楽譜を弾くことにした。

3楽章でできているコンチェルトだ。初めて弾くこともあり、ハイドンとは言え、結構苦心した。ヘ音記号だったし。

Iさんは、ソロをもっとさらってくるそうで、来月もやろう、ということになった。

そして、モーツァルトのK515、ハ長調の弦楽五重奏曲。
去年の秋からは、クラ5中心の練習になっているが、それまでは、この弦楽五重奏曲を、メインの課題曲としてやっていた。

ずいぶん久しぶりだ。もう1年以上弾いていない楽章もある。

とりあえず、1楽章から弾き始めてみると・・・。
あの、複雑きわまりないブラームスに比べて、何と平明でわかりやすい音楽であることか。
何か、ほっとするというか、夏の暑い盛り、のどがカラカラなのをさんざん我慢したあげく、氷でキンキンに冷やした水を一気にのどに流し込んだ時のような、清涼感がたまらない。

さすがに、このメンバーでだいぶ回数を重ねた曲だけに、久しぶりではあっても、結構おぼえているものだ。

1楽章から4楽章までを一通り通した。
最後の4楽章は、弾き出しのテンポが速すぎたが、やせ我慢しながら最後まで突っ走った。ちょっと自分たちで自分たちの首を絞めたような(笑)感じだったが、楽しかった。

ちょうど集会室の予約終了の時刻になったので、解散となった。

たまたま都合が合わず、3ヶ月ぶりの参加になったが、オケと並行して、こういう室内楽の機会、大切な場だと、改めて思った。

また来月。
その時は、もうだいぶ暖かくなっているだろう。