naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

ご近所アンサンブル月例練習~珍しい曲を

今日19日(土)は、朝から、順天堂大学浦安病院へ父の定期通院つきそい。
その後、千葉まで戻って、千葉そごうの「波奈」で、父母と昼食。

帰宅後、すぐ楽器を持って出かけた。
13時から18時まで、月1回のご近所アンサンブル。

今回は、このところ毎回参加のクラリネットのSさんが、都合で欠席。

ヴァイオリンのHoさんと、ヴィオラのTさんも少し遅れるとのこと。

集まった3人、ヴァイオリンのHiさん、チェロのIさんと私で、とりあえず始めることにした。

まずは、その編成にふさわしい曲。

モーツァルト ディヴェルティメント変ホ長調K563

以前にも部分的にはやったことがある。今回は、全楽章を合わせた。
弦楽三重奏というのは、カルテットに比べて、更にムダがない。
すごい音楽を書くものだ、モーツァルト

次に、Iさんが珍しい曲を持ってきた。

・ボッケリーニ 弦楽五重奏曲「マドリードの夜警隊の行進」

チェロ2本の五重奏。
曲名は知っている。昔、カラヤンがレコーディングしていたのも知っているが、ちゃんと聴いたことがない。
パート譜でなくて、スコアのコピーで演奏。却ってその方が、他の人が何をやっているかがわかって弾きやすい。
面白い曲だった。
この曲、何か、中世ルネサンス音楽のような感じがする。
思い出したのが、レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」だった。
あれと同じで、ボッケリーニがオリジナルで発想した音楽でなく、何か古い音楽を題材にした、リメイクではないだろうか。

ヘンデル 合奏協奏曲 作品6-1

軽快でさわやか。弾いていて気持ちがいい。

やがて、HoさんとTさんが到着。
以後、弦楽五重奏編成で演奏。

ハイドン チェロ協奏曲ニ長調

6月に、Iさんが、知人のサロンコンサートでこのコンチェルトを弾かれるのだそうだ。
(サロンコンサートとはいえ、ちゃんとオケが伴奏するとのこと。すごい!)
それに向けての練習ということで、オケ譜のヴァイオリン、ヴィオラのパートを使って合わせた。
しかし、このハイドンのコンチェルトは、充実した作品だ。オケもソロもすごく中身が濃いという感じがする。
ヴィオラとしても、つけていてとても気持ちがいい音符ばかりだ。

・ボッケリーニ 弦楽五重奏曲「マドリードの夜警隊の行進」
ヘンデル 合奏協奏曲 作品6-1

さっき3人でやった2曲を、せっかくなので5人で弾いてみた。

さらに、

ヘンデル 合奏協奏曲 作品6-2

も。

残った時間は、

モーツァルト 弦楽五重奏曲第3番ハ長調K515

を。
第1楽章と第4楽章をやった。

最近はご無沙汰とはいえ、以前は、この曲を課題曲として毎月練習していたし、第1楽章の方は、人前で演奏したこともある。
基本的に遊びの我々のアンサンブルではあるが、集中して練習した経緯がある分だけ、それなりに完成度は高い。
やっぱり、この曲は、ちゃんと練習して磨きたいものだ。
長いこと一緒にやってきているメンバーでありながら、依然として、団体としてのテンポがぴたっと確立されていない。各自のその都度の感じ方や都合(笑)で弾いている。ほんとにテンポって難しい・・・。

久々に弦だけでのアンサンブルとなった。5時間、あっという間だった。

また来月。