naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~久々に「笑っていいとも増刊号」を観てから

日 時 : 08年4月20日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 団内指揮者K氏
内 容 : 合奏
曲 目 : リエンツィ、ベト8(1・4楽章)、ブラ2(2・1・4楽章)
弦人数 : 9・4・4・9・1
弓の毛 : 1本(ブラ2)

今日は、午後から美浜公民館での合奏。
このところ、午前の練習が多かったので、午前中に家にいて「笑っていいとも増刊号」を観てから出かけるのは、ほんとに久しぶり。1月27日以来のことだ。

今日のヴィオラは、2人欠席だが、それでも4人いる!
いやあ、ぜいたくな状況だ。

ここのところ、ヴァイオリンはセカンドの出席者がファーストに比べて少ない傾向にある。
練習開始時点では、ヴィオラの人数の方が勝ってることが多く、セカンドのトップのYkさんは、それが屈辱らしい(笑)。
今日も、練習開始時点ではセカンドは1人だった。
しかし、ヴィオラ側から「セカンド、少ないね」なんて言える時代が訪れるとは。
長く在籍するものだ。

さて今日の合奏、どの曲も、通しはなく、K氏があらかじめ考えて来られた場所を選んでの練習だった。

リエンツィ。
オケが勢いでガーッと鳴らして気持ちよくなっている場所の、ハーモニーを分解して、丁寧に音を確認。
曲締めのあたりも、「ずーっとffのままになっている」と指摘。「電車の窓から観ている景色がまったく変わらない感じがする」「どこにピークを持っていくか、考えないと」と。

ベト8は、両端楽章。
バランスやテンポ感などを中心とした指導。
1楽章の3拍子。3拍目が短くなりがちだと指摘。

ブラ2は、2楽章、1楽章、4楽章。
ベト8と同様の練習。
ここでも1楽章の3拍子の3拍目の話。

個人個人、あるいはパートパートはちゃんと弾けているが、オケ全体としてどうなのか、という指導だった。
これ、いつもいつも言われることだ。
本番指揮のY先生にもよく言われる。

オケは、個人技の集積ではあるが、団体としての動き方をいかにものにするか、ということが問題なのだと思う。

そのことで、時々気になることがある。

練習中、指揮者が演奏を止める。
指揮者は、何かがいけないから止めるわけで、そこで、その話をするのだが、そういう時に、音を出してさらう団員が何人かいるのだ。

これは、やめるべきだと思う。
さらうなら、家でさらってくるべきだ。

合奏でも分奏でも、「オケとしての練習」というのは、個人技でなく団体の技を磨くための場なのだから。

仮にその時、指揮者が木管に何か言っているとしても、弦の者もそれを聞く必要がある。そこで言われている木管のメロディが、後で自分のパートに出てくるかもしれない。そういうことがないにしても、全員で同じブラ2ならブラ2を仕上げていこうとしているのだから、他パートへの指示は、全員が傾聴するように努める必要があると思う。

しかし、なかなかそうなっていない。
ひどい場合は、止められたのが自分のパートについてのことで、指揮者が自分に向かって話しているのに、それを聞かずに、自分の手元の楽譜をさらっている人もいる。プルトの隣の人と会話したりとか。

まあ、オケ練に来てそこに座るスタンスというか、目的は、人によって違うだろうから、一概に否定していいものではないと思う。

それに、私も人のことは言えない。
私も、ちょっと止まったところで、ボウイングなどのことで、他のパートのトップと会話してしまったり、後ろに伝達したりしているのは事実だ。
なるべくそういうことも、休憩の時にやるべきなんだろう。

もう少し、練習の時に緊張感がほしいな。

あ、そうそう、あるいは団の恥を言うことになるのかもしれないが、チューニングの時に、しゃべってる人もいる。弦が合わせている時に管、管が合わせている時に弦の間に私語が。
チューニングの時は、私語厳禁っていうオケもあると思う。

これも基本的には緊張感がちょっと足りないのかな。

※練習往復の音楽
   ハイドン チェロ協奏曲ニ長調
      デュ・プレ=バルビローリ=ロンドン響
   モーツァルト 弦楽五重奏曲K515・K516
      スメタナ四重奏団、スーク
   ヘンデル 合奏協奏曲作品6-1・2・12
   ヘンデル 王宮の花火の音楽
      オルフェウス室内管