naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

早世

最近、人の死に関する記事が多いが・・・。

昨日の早朝、会社の携帯電話に連絡が入った。

入院していた社員が亡くなったとの一報だった。

ずいぶん以前から、ちょっと難しい病気で、心配されていた彼は、今年に入って、検査数値が少し悪化し、医師から入院治療を勧められた。

そうは言っても、特段の苦痛はなく、日常生活や仕事に支障があるわけでもない。
年度末の忙しい時期に、仕事を休むわけにはいかない、という考えもあったようだ。

しかし、医師の判断は重いし、会社の保健師も、すぐ入院すべきだ、という意見。

支店総務の立場として、彼の所属する群馬の事業所に行き、事業所長とともに面談し、入院するように話した。
3月のことだった。

数日後に入院し、3ヶ月余。

順調に退院できる経過ではない、とは聞いていたが、まさか、残念な知らせを聞くことになろうとは・・・。

明日12日(土)が通夜、13日(日)が告別式となった。

明日の通夜に参列することにした。埼玉の北本まで行く。
お手伝いで参加している、市原市楽友協会オーケストラの本番前日、GPだが、やむを得ない。
ヴィオラトップのHさんには、事情を添えて欠席の連絡を入れた。

亡くなった彼は、58歳。私より5つ上だ。
60歳前に亡くなるというのは、やはりいかにも早い。

先日記事に書いた、会社の大先輩のSさんは、98歳だった。
天寿を全うする人、できない人。これも人それぞれの運命ということなのか。

彼は社内結婚だった。
彼の奥さんは、私が今いる支店に勤務していた人で、四半世紀少し前に、彼女と私は同じフロアで仕事をしていたこともある。親しい仲間たちで、軽井沢に旅行したこともあった。

彼女がその後彼と結婚したことは知っていたが、顔を合わせる機会は久しくなかった。

明日は、斎場でその彼女と四半世紀ぶりくらいに会うことになる。
このような形で会うとは、思ってもみなかった。