naokichiオムニバス

68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

オケ練日誌~5週間ぶり!

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日 時 : 08年7月20日(日) 13:30~17:00
場 所 : 美浜公民館音楽室
指 導 : 本番指揮者Y先生
内 容 : 合奏
曲 目 : スラヴ舞曲、チェロ協奏曲(1~3)、新世界(1・2)
弦人数 : 10・6・5・9・2
弓の毛 : 無事

関東も梅雨が明けたが、ここのところ、ほんとに暑いっ!
猛暑の中、5週間ぶりのオケ練へ。

甥の吹奏楽演奏会、市原市楽友協会オーケストラへのお手伝いで、4週間欠席が続いた。
自分で選んで決めた行動なので、仕方がないのだが、この間、自分の家(オケ)へのホームシックでさみしかった。

今日、行くにあたっては、久しぶりで嬉しい、というよりは、何か敷居が高いような、気後れするような、そんな気持ちにもなった。

さて今日は、秋の定期演奏会に向けての合奏。今回も指揮をお願いしたY先生の初合奏である。
Y先生お会いするのは、6月8日の本番以来。

曲順に、まず、スラヴ舞曲第1番から。

とりあえず、Cdurで進行して一旦止まる、転調の直前まで。
「いい音がしてる」とY先生。「やっぱり、このオケはうまくなってるね」。
以後、「うまくなってきたから、今日は細かいこと言うよ」と、細かい返し。
この短い曲にずいぶん時間をかけて指導していただいた。

本番では、しゃきっと締まった演奏ができるようにがんばりたい。

次は、チェロ協奏曲。
休んでいる間に楽譜が配られ、私はパートのメンバーに郵送してもらった。
オケとしては、何度目かの合奏になるようだが、個人的には初めて。過去に弾いた経験もなく、まったくの初見だ。

最初に、Y先生が、チェロのトップのSさんに、「ソロ、さらってきた?」(笑)
いずれ、本当にSさんのソロで練習する機会があるかもしれない。

一応知らない曲ではないので、何とかついていけた。

それにしてもこの曲・・・。
楽譜が送られてきた時に、げんなりする思いだった。

というのは、ヴィオラ弾きでドヴォルザークの曲を弾いた経験のある方には、賛同いただけると思うのだが、ドヴォルザークヴィオラって、とにかく16分音符の分散和音や、16分音符のきざみ、トレモロが多い。
これまで、7~9番のシンフォニー、「アメリカ」を経験したが、どれもそうだ。

で、今回のコンチェルト。そのどれにもまして、すごい、というかひどい(笑)。
上の画像は、3楽章の終盤、チェロのソロとコンマスのソロがからむあたりなのだが、すごいでしょう?
しかも#5つ。あんまりだ。
他のどのページも大同小異。ほんとにイヤな楽譜だ・・・。

大体、ドヴォルザークという人は、自らヴィオラを弾いたというんだが、何でこんな弾きにくい、疲れる音符ばっかり書くんだろうね。
よっぽど自分は名手だったんだな。

まあ、それはともかく、でも、やっぱりいい曲だ。ソリストとの合わせはまだ先だが、楽しみだ。

そして、「新世界」。全曲やるだけの時間がなく、1楽章と2楽章まで。

「何となくは、できてる」とY先生。
「聞いててわかるのは、みんなが聴いてるCDがそれぞれ違うってことだね」(笑)
「それぞれの「新世界」像があるのはわかる」。

ドヴォルザークアメリカに渡って、現地の音楽や言葉にふれてできた「新世界」。リズムの特徴などを、ちゃんと出していこう、というお話があった。

来週も、Y先生の合奏。「新世界」の残りの楽章は、来週ということになった。

ところで、来年の春の定期演奏会では、いつもお世話になっている管トレーナーのK先生(元N響)のソロでファゴット・コンチェルトを予定している。
先生のご希望で、演奏する曲は、ヴォルフ=フェルラーリの「ファゴットと室内アンサンブルのための小協奏組曲ヘ長調作品16」に決まった。
希望者には、音源を配付するという案内があり、申し込んでおいたのだが、今日の練習で受け取った。
まだ先のことだが、なじみのない曲なので、勉強したい。
スコアもほしいな。手に入るだろうか・・・。

※練習往復の音楽
    シベリウス フィンランディアトゥオネラの白鳥、「カレリア」組曲
       サージェント=ウィーン・フィル
    ベルリオーズ 幻想交響曲
       小澤征爾サイトウ・キネン
    エルガー 「コケイン」序曲
       エドワード・ヒース首相=ロンドン響
    バーンスタイン 「キャンディード」序曲
       プレヴィン=ロンドン響
    ドヴォルザーク 新世界、スラヴ舞曲第1番
       バーンスタインイスラエル・フィル